【旧車オーナー必見!】失敗しない錆の補修方法 旧車歴28年が徹底解説

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【旧車オーナー必見!】失敗しない錆の補修方法 旧車歴28年が徹底解説
錆に悩むAさん

錆を見つけたんですけど、自分で直す方法はありますか?

たかまる

錆の状態によって変わるけど、POR15で簡単に解決する方法がありますよ。

この記事でわかること
  • 車が錆びにくい理由とそれでも錆びる理由
  • 修理に出す前にやるべき5つの補修方法
  • だれでもできる防錆対策
  • コストをおさえた錆補修ならPOR15
  • POR15を塗ったあとの耐久性

塗装面に錆を見つけたときのがっかり感は半端ないですよね。板金を頼むにも高額だし、とはいえ自分で直すのも見栄えが悪くなりそうだし、どうしたらよいか悩みどころです。コスパ、タイパのよい補修方法なら【POR-15】がおすすめです。

管理人は28年間旧車のメンテをやってきて、錆のもちが圧倒的に長いことを体感しています。

この記事を最後まで読んでいただくと5つの補修方法から自分に合った最適な錆対策を見つけられるほか【POR-15】の特長を知り、コスパのよい錆補修ができます。錆問題をできるだけ早く解決したい方はぜひ最後までご覧ください。

たかまるは旧車歴28年

旧車が好きで個人売買で出会ったゴルフ2に28年乗り続けています。ファイナンシャルプランナーを取得したことでコスパを考えて旧車生活を楽しむようになりました。
好きな車を見ているだけで幸せですが、それなりに維持費がかかります。
このブログでは旧車を所有している方、これから乗りたい方のためにコスパ・タイパを考えた記事をお届けしています。

目次
錆のメカニズム

錆は金属が酸化してしまう自然現象のことです。

特に鉄が水分や酸素と反応することで発生します。この酸化によって鉄が腐食し、表面に赤茶色の錆ができるのです。旧車はこの錆の影響を受けやすく、特に塗装技術や防錆処理が不十分なため、長期間の使用により錆が進行しやすくなります。

車が錆びにくい3つの理由

現代の車が錆びにくい3つの理由

車は鉄でできていますが、かんたんに錆びないように材料の段階からいろいろな工夫がされています。錆びにくい理由は次のとおりです。

【車が錆びにくい3つの理由】
  • 電着塗装技術が広く採用
  • 亜鉛めっきなどの防錆鋼板が使用されている
  • 構造設計の最適化で水たまりを防ぐ

電着塗装技術で水分や酸素から保護

理由の1つめに車には1960年代に導入された電着塗装技術があげられます。この技術は、金属表面に均一な塗膜を形成し、外部の水分や酸素から金属を保護します。

防錆鋼板の使用で耐食性が向上

理由の2つめとして、ボディをつくる材料として亜鉛めっきなどの防錆鋼板が使用されているので耐食性が向上し、錆の発生を抑えられることにあります。また、金属の表面に防錆剤を施すことで酸化を防げるようになっています。

構造設計の最適化で湿気を防ぐ

理由の最後は設計段階から錆を防ぐための工夫がされていることです。水がたまりやすい場所を減らし、通気性を確保することで湿気がこもりにくい構造になっています。

錆に悩むAさん

防錆処理がしてあれば、クルマは錆びない気がするんだけど

たかまる

車に長く乗っていると傷がついたり、下回りの塗装が徐々に薄くなったりするので防錆効果がなくなっていくんですよ。

それでもなぜ旧車は錆びてしまうのか

なぜ旧車は錆びてしまうのか

では、なぜ旧車は錆びるのでしょうか。

まず当時の防錆技術が今と比べて低かったことがあげられます。日本車の場合、前述のとおり1960年頃から亜鉛メッキの防錆鋼板が使われていましたが、現代の鋼板1ほど防錆効果があったわけではありません。イタリア車は1970年代でも防錆鋼板を使っていないクルマもありました。

仮に防錆鋼板とはいってもその効果は永遠に続くことはなく、長く乗り続ければ徐々に薄れてきます。塗装面がまだ厚ければ亜鉛メッキ層まで影響しませんが、紫外線などによる劣化で湿気が下の層まで入りこんでくるようになると錆が発生するわけです。

錆に悩むAさん

屋外に停めっぱなしだと徐々に紫外線の影響を受けるんだね。

錆の補修方法は5つ

車の錆は金属が酸化することで発生します。

車は塗装してあり、内部にも錆びないようにワックスが塗られているので、通常の使用では錆びにくいです。しかし、経年劣化とともに塗料や防錆剤のはがれによって金属面が湿気のある空気に触れると錆びてしまい、徐々に広がっていきます。

車を錆から守るために金属と空気、水分が触れないようにすること大切です。錆の補修方法は5つあります。

【錆の補修方法】
  • 【POR−15】で錆の進行を止める
  • サビ落とし液とサビ止め油を使う
  • ラッカースプレーでカバーアップ
  • 防錆スプレーで錆を防ぐ
  • 板金・塗装してもらう

【POR−15】で錆の進行を止める

①【POR−15】で錆の進行を止める

効果的な錆対策としてPOR−15】が注目されていることをご存知ですか?

POR−15(ピーオーアール)は世界52ヵ国で販売されている防錆塗料で旧車オーナーの中で高い評価を得ている製品です。POR−15は錆びてしまった塗装面に力を発揮します。錆取りとは異なり大がかりな作業が不要です。錆びた部分に直接塗るので手軽に対策できます。

POR−15の優れている点は強靭な塗膜をつくれるところです。塗膜は金属と空気を完全に封じ込め、半永久的に新たな錆の発生を止めます。さらに柔軟性があるため金属の収縮と膨張になじみやすいのです。DIY初心者でも塗るだけで錆が止まるのでその効果はラッカースプレーや防錆スプレーと比べても優れています。

このように【POR−15】は旧車オーナーにとって頼りになる錆対策アイテムといえます。

POR15を検討する前には実際にどう使うのかも知っておきたいところです。
以下の記事ではゴルフ2で錆補修した様子について「【実録】失敗しないPOR15の使い方」で詳しく解説しています。
こちらの記事と併せてぜひお読みください。

サビ落とし液とサビ止め油を使う

②サビ落とし液とサビ止め油を使う

錆が小さい、または目立たない所にある場合は、99工房のサビ落とし&再発防止ワイヤーブラシ、サンドペーパーを使って応急処置ができます。錆を削ってから錆止めを塗るので手間がかかります。塗装面の構造について知る必要があり錆取りの経験が必要です。

サンドペーパーの番手を変えながら錆をうまく削れる方におすすめです。

ラッカースプレーでカバーアップ

軽く錆を落としてからラッカースプレーでそのまま塗装する方法です。

車の色とラッカーの色を合わせることで目立たなくできます。この方法は一時的な対応策であり、肝心の錆びた状態は塗装された面の内部で徐々に進行していきます。

錆びた部分をカバーアップした例

錆びた部分をカバーアップした例

作業を簡単に済ませたい、または1、2年の短い期間でなんとかもたせたい方におすすめです。

防錆スプレーで錆を防ぐ

④防錆スプレーで錆を防ぐ

錆をおさえるために防錆スプレーがあります。

KUREのスーパーラストガードを下回りに塗布することで、酸素や水分の侵入を防ぐことができます。目立つ部分には、乾燥前に薄く塗り広げることが必要です。

錆ができてしまった場合効果は限定的なのですが、これから錆ができないように予防したい方におすすめです。

板金・塗装してもらう

⑤板金・塗装してもらう

DIYが不安な方は板金屋さんに依頼してイッキに解決する方法がおすすめです。(修理費用は1箇所4〜5万円から)

板金屋さんは錆の状態を的確に判断し、プロの技術で錆を補修してくれます。パテの乾燥と塗装を仕上げるための期間が必要なので納車までに2〜4週間みておきましょう。

誰でもできる車の錆対策

車の錆はできれば防いでおきたいところです。錆は定期的なメンテナンスである程度防げます。

たかまるがやっているおもな錆対策は3つです。

【たかまる実践の錆対策 3選】
  • こまめな洗車
  • アンダーコート施工
  • 傷ができたらすぐタッチペン補修

日頃のメンテ① こまめな洗車

こまめな洗車

日頃のメンテナンスの1つめは「こまめな洗車」です。

こまめに洗車することで車の錆を予防できます。錆はボディに水分や塩分がついたままにしておくことで発生します。
特に、海沿いの道を長時間走行したり、雪の降る地域で凍結防止剤が撒かれた道路を走行したりする場合は、塩分が車に付いているので、早めに洗車することをおすすめします。

カルナバロウが入った固形ワックスをかけるとつやも出て水はじきがよくなります。

日頃のメンテ② アンダーコート施工

日頃のメンテ② アンダーコート施工をする

日頃のメンテ2つめは「アンダーコート施工」です。

日頃のメンテというより若干手間がかかりますが、管理人自身は車をジャッキアップして地道にアンダーコートを塗っています

塗布してから10年たちますが、はがれることなく下回りの錆を防いでいます。下回りは凍結防止剤がつくなど、車の中でも錆びやすい部分です。DIYがムリでもオイル交換や車検のときにアンダーコートが必要かスタッフさんに尋ね、施工してもらうといいでしょう。

DIYでやりたい方はノックスドールがおすすめです。アンダーフロアとタイヤハウスも施工すると含めると必要な容量は1L缶✕3本必要です。

日頃のメンテ③ 傷ができたらすぐタッチペンで補修

日頃のメンテ3つめは「傷ができたらすぐタッチペン補修」です。

車についた小傷を放置すると時間の経過とともに徐々に広がっていくので、傷を見つけたら1週間以内に補修しましょう。錆を見つけるこつは、日頃から車の点検や洗車をすることです。

タッチペンがあれば、修正ペンと同じような感覚で補修できます。早期発見を心がけ、愛車を錆から守ってください。カラーは車体ごとにカラーナンバーが決められているのでサービスマニュアルやトランクの中に貼ってあるシールで確認するといいでしょう。

大手の量販店に行くとほとんどの車種が置いてありますが、まれに在庫切れがあるのでソフト99など、ネットで購入した方がおすすめです。

今回は錆を解決する5つの補修方法を紹介しました。

【錆の補修方法 5選】
  • 【POR−15】で錆の進行を止める
  • サビ落とし液とサビ止め油を使う
  • ラッカースプレーでカバーアップ
  • 防錆スプレーで錆を防ぐ
  • 板金・塗装してもらう

コスパよく錆を止める方法なら【POR−15】がオススメです。
塗るだけで錆が止まるので、ラッカースプレーや防錆スプレーと比べて失敗が少ないです。【POR−15】は、旧車オーナーにとって頼りになるアイテムといえます。

【POR−15】 8つの特長
  • 錆びた金属面を好む
  • 錆取りをしなくても塗れる
  • 強靭な無気孔性の塗膜をつくる
  • 金属と空気を完全に遮断する
  • 半永久的に新たな錆の発生を遮断する
  • 柔軟性に高く、金属の収縮と膨張に対応する
  • 周囲の湿度が高いほど硬化が早まる
  • 塩分、油、酸、アルカリなど多種類のケミカルに対して耐性がある

管理人も愛用している【POR−15】は錆の進行を10年以上止めることができ、板金塗装代をセーブできています。その使いやすさから愛車を守るのに最適なアイテムです。
まずは小さな錆で試してみてください。きっと効果を実感できるはずです。

錆に悩むAさん

POR15なら作業も難しくなさそうですね。

たかまる

小さな錆ならタッチペンのような感じで塗るだけなのでかんたんですよ。

POR15

中を開けたら錆が広がっていた

来週やろうと思って2年放置

そんな錆でも塗るだけでOK!

錆問題を解決したい方に

POR15はとても頼りになる選択肢です!

かんたん塗るだけのPOR15

錆補修ではPOR15を使用するにあたり注意事項もおさえておきたいところです。
以下の記事では【POR−15】完全ガイドとして「やってはいけない5つの注意点」で解説しています。
失敗しない錆の補修方法と併せてこちらの記事も参考にしてください。

次回も旧車生活をより豊かにする情報をお届けします。

最後まで見ていただいてありがとうざいました。今日もすばらしい旧車らいふを!

  1. JFE鋼板のガルバリウム鋼板は、長期の穴あき保証や赤錆保証を提供しています。めっき技術と塗装技術の両方が向上した結果です。 ↩︎

今回ご紹介したアイテムは下記にまとめてあります。よかったら参考にしてください。

\ 防錆も静音効果もあります /

\ 効果長持ちとツヤがいい /

\↓ソフト99の特注オーダースプレー↓/

定番に無い色も1本から作成できます

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この記事を書いた人

はじめまして、たかまるです。
ブログ「ゆっくり旧車らいふ」では車の維持費にフォーカスし、副業で維持費を賄う方法、コスパのよいメンテ、DIYで便利なグッズなど、旧車生活が楽しくなる話題を発信しています。

■旧車歴 28年
■車種 ずっとVWゴルフ2
■走行距離 41万km
■修理 故障続きで部品の7割を交換
■ポリシー 車の維持管理費を考えて旧車を楽しむこと
■資格 FP3級、簿記3級、
    運転免許 ゴールド12年継続

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