車の価値を高めるコツにはどんなものがありますか?
車に長く乗るためには日頃からコンディションを保つことが大切です。こまめにメンテする他にひと手間加えることで長い間コンディションを保てますよ。
- 愛車の価値を高めるコツ7選
新しい車に乗り換えようか、このまま乗り続けようかお悩みではありませんか?
乗り換えるにしても長く乗り続けるにしても車のコンディションを保つことは大切な要素です。コンディションが良ければ交渉の余地が生まれ、大事にされてなければ値下げ交渉の要因となります。
愛車が新車登録から10年、10万kmを超えているとすると買取価格は下がりきった状態。ここまで行く前に手放すのか、このまま乗り続けるか悩みどころです。愛着があれば、旧車として活躍できるのは10年目以降が本番です。
10年、20年たってもメンテされている車なら普通に走れますし、長く乗ることでヒストリックカーの枠も狙えます。
そこでこの記事では愛車に長く乗るためのヒント7選として日頃から車のコンディションを保つ方法を徹底解説していきます。
この記事を最後まで読むと、あなたの愛車を希少価値のある車に育てることができます。今からでも遅くはありません。愛車の価値を高める7つの方法を使って愛車の価値を高めていきましょう。
旧車が好きで個人売買で出会ったゴルフ2に28年乗り続けています。ファイナンシャルプランナーを取得したことでコスパを考えて旧車生活を楽しむようになりました。
好きな車を見ているだけで幸せですが、それなりに維持費がかかります。
このブログでは旧車を所有している方、これから乗りたい方のためにコスパ・タイパを考えた記事をお届けしています。
愛車の価値を高めるコツ 7選
愛車の価値を高めるコツは以下の7つあります。
- 屋根付きの駐車場で保管する
- 停めるなら一番奥の端
- カバーをかけて保管する
- 早めに消耗品を交換する
- コンパウンドで磨く
- ゴム類を早めに補修する
- フリマアプリで取引する
愛車の価値を高めるコツ① 屋根付きの駐車場で保管する
愛車の価値を高めるコツの1つめは「屋根付きの駐車場で保管する」です。
旧車の保管方法には様々な工夫が必要です。長く乗り続けたいオーナーにとって、屋根付きの駐車場は必須アイテムです。理由は3つあります。
理由1 風雨から保護できる
ボディは時間とともに劣化が進み、気象条件によって影響を受けやすくなります。雨や雪、紫外線は車体や塗装、部品の劣化を早めます。海沿いの駐車場は錆やすいので特に注意が必要です。
青空駐車場に停めていて錆でお困りの方には、【POR-15】という防錆塗料がおすすめです。
「失敗しない錆の補修方法」で解説していますので、こちらの記事と併せて参考にしてください。
理由2 温度差の影響を受けにくい
日中の急激な温度変化、温暖化による極端な気温上昇は、エンジンや内部機構、塗装面に悪影響を及ぼす可能性があります。
屋根があれば、車が急激な気温変化を防ぎ、塗装面、エンジンや電子機器の安定性を維持できます。屋根付きの駐車場が無理な方は車カバーをかけることで車の劣化を防ぐことができます。以下の記事ではおすすめの車カバーについて詳しくまとめていますのでこちらと併せてご覧ください。
理由3 盗難や破損から守る
ガレージがあれば、盗難や損傷から車を守ることができます。
屋外駐車場では他の車との接触によるリスクがありますが、屋根や外壁があるとそのリスクを軽減できます。どの駐車場を選ぶかで車のコンディションは大きく変わってきます。コンディションを維持するためにも駐車場選びは大切です。
愛車の価値を高めるコツ② 一番奥の端に停める
愛車の価値を高めるコツの2つめは「一番奥の端に停める」です。
オーナーの中には、賃貸の駐車場に停めている方がいるかもしれません。青空駐車場であっても、どの場所を契約するかで車体の状態は変化していきます。おすすめは一番奥の端です。外出先に停める場合でも「一番奥の端」を意識してみてください。
一番奥の端に停める理由1 接触リスクが減る
一番奥の端に車を停めると、接触リスクが減少します。通常、入り口から遠い所では他のドライバーが車を停めたくないので、左右どちらかのスペースが空く傾向にあります。
一番奥の端に停める理由2 車や人が通りにくい
一番奥の端は、他の車や人が通りにくい場所です。
これによって接触リスクを減らすことができます。自宅に限らず、外出先の駐車場にも気を配りたいところです。接触回数の少ない場所はなかなか見つからないこともあります。前もってどの駐車場に停めるかを考えておくことも必要です。
akippaでは、駐車場の位置や駐車場の状況がスマホで確認できるので、計画的に駐車できます。現地に着いてから探すより圧倒的にタイパ・コスパともによい選択ができます。
愛車の価値を高めるコツ③ カバーをかけて保管する
愛車の価値を高めるコツの3つめは「カバーをかけて保管」です。
コンディションを保つためには、外観を保つことが大切です。外観を保つために、カバーをかけることをおすすめします。カバーをかけるメリットには次のようなものがあります。
カバーをかけるメリット1 悪天候から守る
カバーをかけるメリットの1つめは「悪天候から守る」です。
雨や雪、紫外線などの悪天候から車を守ることができます。カバーをかけると塗装の劣化やサビを最小限におさえ、車の状態を長く保てます。
カバーをかけるメリット2 ほこりや汚れから守る
カバーをかけるメリットの2つめは「ほこりや汚れから守る」です。
カバーで覆われているため、砂埃や鳥のフン、落ち葉から守れます。カバーをかけることで、ボディをきれいな状態に保ち、洗車の手間を減らせます。
カバーをかけるメリット3 冬こそ効果を発揮
カバーをかけるメリットの3つめは「冬こそ効果を発揮」です。
カバーがあるおかげで、気温の急激な変化から車を守ることができます。私は夏よりもむしろ冬に効果を発揮すると考えています。特に積雪のある地域では、カバーをかけておくと積もった雪を取り除くのがとても楽になりますし、除雪ブラシで車体を傷つけることはありません。
雪をはらった後、カバーをとってしまえば、きれいな状態で運転できるからです。
カバーをかけるメリット4 防犯効果が高まる
カバーをかけるメリット4つめは「防犯効果が高まる」です。
特に愛車が珍しく、希少価値が高い場合、人目を引きます。カバーがかけられていると、車種が特定できず、通りすがりの目から愛車を守る効果が上がります。
JAFメイトの記事「ストップ! 車両盗難。専門家がすすめる盗難対策とセキュリティーグッズ」では、カバーをかけておくと車種が特定されにくいと書かれています。
前編で紹介した通り盗難被害に遭いやすい車種がある。車にカバーをかけておけば、車種が特定されにくい。
ストップ! 車両盗難。専門家がすすめる盗難対策とセキュリティーグッズ
カバー購入の前にカバーをかけることで傷がつくかどうかもおさえておきたいところです。
以下の記事では、カバーをかけたときの傷について「車カバーでボディが傷つく?使用経験から学ぶ正しい選択」で解説しています。こちらも併せて参考にしてください。
愛車の価値を高めるコツ④ 消耗品を早めに交換する
愛車の価値を高めるコツの4つめは、「消耗品を早めに交換する」です。
長く乗るためには、定期的な消耗品の交換が欠かせません。特にオイルとクーラントはエンジンの保護と冷却効果に直結しており、早めに交換することでコンディションを維持できます。
消耗品1 オイル交換の必要性
エンジンオイルは潤滑と冷却を担当し、時間とともに品質が劣化します。定期的に交換をすると、ピストがスムーズに上下動するため、エンジンの寿命を延ばせます。
以下の記事ではオイル交換のタイミングについて解説していますので、よかったら参考にしてください。
【エンジンオイルを交換する目安は、走行距離が5000キロメートルもしくは6ヶ月に1回】
エンジンオイルの一般的な交換の目安は、1万5000キロメートルもしくは1年ごととされています。しかし実際には5000~5999キロメートルや6ヶ月に1回交換している人の割合が多く、これらのタイミングも交換基準の1つとなってくるでしょう。引用:車のオイル交換は「5000キロ」が目安だと思っていましたが、先日ディーラーで「3000キロ」を推奨されました。結局いつ交換すればよいのでしょうか?
旧車はエンジン内部の劣化が進んでいるため、オイルの状態を保つことが重要です。不純物を取り除くオイルフィルターも交換するとよいでしょう。
\ ↓メンテの基本はオイル交換↓ /
消耗品2 クーラント交換の必要性
クーラントはエンジンの熱を取り除く役割を果たしています。定期的なクーラント交換は冷却効率を維持し、過熱を防ぎます。古いクーラントのままだと、腐食や沈殿物の発生が起きやすくなります。
沈殿物が冷却系統のパイプにつまると、冷却効果も弱まり、オーバーヒートをまねきます。車検ごとにクーラントを交換することが賢明です。
オイル交換はDIYでも可能なメンテナンスです。
どこで交換するかで大きく費用が変わってきます。コスパを考えたオイル交換に興味のある方は「【初心者向け】オイル交換どこがいい? DIY、量販店、専門ショップのメリット・デメリット」で詳しく解説しています。併せて参考にしてください。
愛車の価値を高めるコツ⑤ こまめなボディの手入れ
愛車の価値を高めるコツの5つめは、「こまめなボディの手入れ」です。
車の状態を保つためにはこまめな手入れが必要です。月に1回ワックスを、年に1回コンパウンドで塗装面をきれいにしておきたいものです。
ボディの手入れ対策1 月1回のワックスはキズの早期発見につながる
塗装面のこまめな手入れを通じて、塗装面にできたキズや変色、錆を早く見つけられます。早めに補修できれば、車のコンディションを長く保てますこまめな手入れを1ヶ月もほうっておくと、いつどこで付いた傷なのかわからなくなり、キズができても気にならなくなってしまいます。
スプレータイプのワックスであれば、空いている時間に一吹きして伸ばすだけなので忙しい方にもオススメです。
ボディの手入れ対策2 細かなキズは年1回コンパウンドで磨く
カバーをかけて保管していても、小さなキズを防ぐことはできません。小さなキズがあることでうまく輝きません。
年に1回、微粒子コウンパウンドを使用して車の表面を磨けば、ボディの輝きが蘇ります。手で磨くのは細かい部分だけにして、大きな面はランダムサンダーを使って作業効率を上げましょう。
水気を拭き取った後に、コンパウンドで磨いていきます。優しく、一定の力で磨いてください。コンパウンド選びも大事です。3Mの微粒子コンパウンドハード1は超硬研磨粒子なので、表面が輝きます。仕上がり目が細かく、濃色や硬い塗面に最適です。
淡色車であれば、この製品だけですばらしい艶が得られますよ。
愛車の価値を高めるコツ⑥ ゴムの劣化に気をつける
愛車の価値を高めるコツの6つめは、「ゴムの劣化に気をつける」です。
部品の中には、他の部分は状態がよくてもゴムが劣化していることで不具合を起こすものがあります。ゴム類を定期的にチェックすることで、快適に走れたり、エンジン音が静かになったりと快適性や安全性を担保できます。
理由1 劣化すると他の部品に影響が出る
エンジンやサスペンション、ブレーキなどにはゴム製の部品が組まれています。これらは時間とともに劣化し、硬化が進みます。特にブーツやシール、ホースは、柔軟性がなくなるとゴムでつないでいる両端の部品に影響が出ます。
空気をつないでいれば、空気の通りが悪くなる。
金属をつないでいれば、振動の吸収が悪くなる。
理由2 安全を保てる
旧車購入の際に気をつけたいことはタイヤの点検です。タイヤは走っていない状態でも、年数がたてばグリップや耐久性が低下していきます。タイヤの側面を見て5年以上交換されていない場合は、買い替えを検討してみましょう。
ゴム類を交換する前にできることがある
ゴム類を交換する前にDIYで応急処置ができる方法をご存知ですか?
寒暖差がある日本では、ゴムが毎年膨張と収縮を繰り返していくので、ゴム類の劣化が影響して調子が悪くなっていることがあります。
例えば、窓枠ゴムが縮んで雨漏りしたり、バキュームホース(エンジンに空気を送るホース)に亀裂が入って燃料調整が乱れてしまうといった具合です。
パーツ交換が一番よいのですが、部品が手に入るまでの応急処置として「バスコーク」をおすすめします。硬化するまで1日かかりますが、硬化してしまえば十分にその効果は得られます。
ホースの亀裂を塞いだり、窓枠ゴムの縮んだ部分をシーリングするにはもってこいのアイテムです。
愛車の価値を高めるコツ⑦ 個人売買フリマサイトでアピールする
愛車の価値を高めるコツの7つめは「個人売買フリマサイトでアピールする」です。
最後は売る場面を想定しています。愛車の価値を高めて車を売る方法は、個人売買フリマサイト、大手買取店、個人売買、ネットオークションの4種類があります。
個人売買フリマサイトで売る理由1 個人売買やネットオークションは取引手数料が安い
その中でも、個人売買やネットオークションは高値で取引できる可能性があります。
なぜなら、取引手数料が安く、値段は自分で決められるからです。しかし、書類や取引額のやりとりや名義変更を自分でやるので忙しい方には向いていません。
確実に買い取ってくれるのですが買取店は査定は厳しく、買取額が低い傾向です。個人売買は高く売りやすいのですが、売りたいタイミングで買い手を見つけるのに苦労します。
個人売買フリマサイトで売る理由2 個人売買とネットオークションのいいとこ取りの「フリマアプリ」
そこで、個人売買とネットオークションのいいとこ取りである「フリマアプリ」に車を登録し、希望の値段で買ってくれるまで長期戦で挑むのが得策です。
個人売買で直接高く売りたい方は以下の記事で手続きの流れや詳細を「【初心者向け】車の個人売買完全ガイド:手続きの流れ【4つのステップで解説】」で解説しています。こちらも併せて参考にしてください。
買い手が見つからなかった、
他社で売却してしまった
それでもペナルティは一切なし!
売却を検討している方にとって、
カババはとても頼りになる選択肢です!
↓↓↓
\カババの「プロに任せる一括査定」/
売れない時の最終兵器
まとめ:愛車の価値を高めるコツを積み重ねた先にチャンスがある
愛車の価値を高めるコツ7選について解説してきました。
日常的なメンテナンスを含めた7つの方法をできる範囲で続けていけば、コンディションを保つことができます。車を大切に乗り続けるための方法として参考にしていただければ嬉しいです。
- 屋根付きの駐車場で保管する
- 停めるなら一番奥の端
- カバーをかけて保管する
- 早めに消耗品を交換する
- コンパウンドで磨く
- ゴム類を早めに補修する
- フリマアプリで取引する<
7つすべてやるのはちょっと無理かも
こまめなメンテンナンスを中心にできる範囲で少しずつやっていけば大丈夫ですよ。
次回もカーライフをより豊かにする情報をお届けします。
最後まで見ていただいてありがとうざいました。今日もすばらしい旧車らいふを!
今回紹介したアイテムをまとめてみました。よかったら参考にしてください。
\ ゴム系応急処置の定番 /
\ ↓リョービなら9,660円から↓/
\3,168円〜で送料無料/
\ ↓スプレーして拭くだけ↓ /
コメント