【初心者向け】年収300万円でも買える!現実的な車選びのポイント

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年収300万円でも買える!現実的な車選び
車購入予定のAさん

年収300万円の車選びで気をつけることはありますか?

たかまる

ランニングコストを意識するといいですよ。
購入費用だけで予算を立てると生活が苦しくなるので要注意!

このような方に向けて記事を書いています
  • 生活費を考えた車選びをしたい。
  • 毎月や年間にかかる車の維持費はいくらかかるの?
  • 実際に維持費を計算してみたい

「ほしい車は決まったんだけど、ローンの他に維持費っていくらかかるんだろう?」と思ったことはありませんか?

実は本体価格以外にも隠れコストがあって、これを見積もらないで買ってしまう人がいます。車にかかるメンテ費用を試算しておかないと毎月の支払いが苦しくなります。車のせいで日々の生活が苦しくなるのは避けたいですよね。

そこでこの記事では年収300万円の方が生活費を考えて車選びができるように月々のランニングコストを見積もり、年間の維持費がどれくらいになるのかを解説していきます。

この記事を読むことで月々の支払いが予算オーバーにならず、結果として家計に負担をかけないで車に乗ることができます。

特に車選びが初めての方はぜひ最後までご覧ください。

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たかまるはFP✕旧車歴28年

旧車が好きで個人売買で出会ったゴルフ2に28年乗り続けています。ファイナンシャルプランナーを取得したことでコスパを考えて旧車生活を楽しむようになりました。
好きな車を見ているだけで幸せですが、それなりに維持費がかかります。
このブログでは旧車を所有している方、これから乗りたい方のためにコスパ・タイパを考えた記事をお届けしています。

目次

年収の半分を購入価格にする

年収の半分を購入価格にする

年収300万円の場合、一般的に車の購入価格は年収の50%程度、つまり150万円前後が適切とされています。ただし、これはあくまで目安であり、個人の生活スタイルや他の支出によって変わってきます。

新車を購入する場合は、コンパクトカーや軽自動車が現実的な選択肢となります。中古車を選ぶ場合は、より高級な車種や大型の車を選ぶことも可能です。

ただし、中古車の場合は維持費や修理費用が新車より高くなる可能性があるため、注意が必要です。

ローンの返済期間に注意する

返済期間に注意

車のローンを組む際、返済期間の選択は重要です。一般的に、3年から7年の間で設定されることが多いですが、年収300万円の場合は以下のポイントを考慮してください。

  • 短期間(3〜4年):月々の支払いは高くなりますが、総支払額は抑えられます。
  • 長期間(5〜7年):月々の負担は軽くなりますが、総支払額は増加します。

ローン返済期間は車の使用予定期間を超えないするのが理想です。例:5年乗り換えなら、ローンは5年以内に設定

車種ごとに維持費は異なる

車の維持費を洗い出す

車の維持費には必ず払うものとそうでないものがあります。主な維持費は次のとおりです。

必要な維持費必要に応じた維持費
・自動車税
・自動車重量税
・自賠責保険

・任意保険
・法定点検費用
・車検代
・ガソリン代
・車両保険
・駐車場代
・整備費用
表「主な維持費」

任意保険は入らなくても違法ではありませんが、事故があったときに高額な費用を請求されるおそれがあるので必要な維持費として計算しています。

車種ごとに車の維持費を詳しく見ていきましょう。

軽自動車の場合

軽自動車
軽自動車で人気のスズキジムニー

軽自動車は軽くて排気量も少ないので税金は他より低く設定されています。燃費もよいのでガソリン代を抑えられるメリットがあります。

軽自動車 年間
自動車税1万800円
自動車重量税3,300円
自賠責保険料1万2,550円
任意保険料5万円
駐車場代12万円
ガソリン代8万円
車検代2万5,000円*
合計約30万円
*車検代は1年分として計算

コンパクトカーの場合

ヤリス
コンパクトカーの代表 ヤリス

コンパクトカーは軽自動車より車体が大きいため自動車税や重量税などが高くなります。年間の維持費は軽自動車より6万円ほど高くなるので負担が大きくなります。

コンパクトカー
自動車税3万500円
自動車重量税1万2,300円
自賠責保険料1万2,700円
任意保険料5万5,000円
駐車場代12万円
ガソリン代10万円
車検代3万円
合計約36万円
*車検代は1年分として計算

ミニバンの場合

ミニバン新車人気第1位のシエンタ 出典:グーネット

ミニバンは大きな車で乗車人数も増えるので、全ての費用で高額になります。駐車場選びでも高さ制限があるので注意が必要です。

ミニバン
自動車税4万3,500円
自動車重量税2万500円
自賠責保険料1万2,700円
任意保険料6万円
駐車場代12万円
ガソリン代13万円
車検代3万5000円
合計約42万円
*車検代は1年分として計算
生活が苦しくならない予算の立て方3ステップ

車種ごとにおおまかな維持費を解説してきました。

生活費を考えた車選びをするためには、さらに次の3ステップで予算を立てていきます。

【車の予算 3ステップ】
  1. ランニングコストを理解する
  2. 年間のランニングコストを計算する
  3. 総額を出す

生活費を考えた車選びをするための具体的な方法を解説してきます。

ステップ1 月々に支払う額はランニングコスト(毎月と年間)の合計として把握する

月の予算を考える時に、ローン返済やガソリン代のような「毎月のランニングコスト」と自動車税や車検代のような「年間のランニングコスト」を合わせていきます。ランニングコストとは車を所有するだけで発生する費用のことです。

ローンの返済やガソリン代だけで予算を立てると年間のランニングコストが支払えなくなります。ランニングコストを試算し、毎月の予算として位置づけることで予算オーバーを防ぎます。

ステップ2 年間のランニングコストを月割りにする

ランニングコストとは車を持つことでかかる費用のことでしたね。ランニングコストは毎月と年間の費用に分けて計算し、月割にします。

「ランニングコスト毎月」とはガソリン、駐車場代、メンテナンス費用

「ランニングコスト毎月」とはガソリン、駐車場代、メンテナンス費用の3つ

「ランニングコスト毎月」とはガソリン代、駐車場、メンテナンス費用になります。

メンテンス費用とは通常の使用にともなうメンテナンス代を指しています。個人差はありますが洗車代やワックス、タイヤ交換、オイル交換、ワイパーゴムなどの交換費用を月割りにします。下の表を参考にしてください。

内訳金額
洗車代
(洗車機月1回)
1,000円
固形ワックス
(3,000円を2年ごと購入)
100円
タイヤ
(4本40,000円を3年ごと交換)
1,100円
オイル交換
(5,000円を年2回交換)
830円
ワイパーゴム
(1回2000円を2年ごと交換)
80円
合 計3,110円
表:「毎月のメンテナンス費用」

毎月のメンテナンス費用は3,110円になりました。

「ランニングコスト年間」とは自動車保険と自動車税、車検代を合わせたもの

ランニングコスト年間とは、1年または2年ごとに払う費用を指します。

自動車保険(任意保険)、自動車税、自動車重量税1を合わせた額になります。そして、2年に1度車検があるので車検代が加わります。

内訳金額
自動車保険
(任意保険)
30,000円
自動車税36,000円
自動車重量税*4,100円
自賠責保険
(普通自家用車2年契約)*
17,650円
合 計91,750円
表:「年間にかかる費用」 

*2年に1回の支払いのため、2で割った額

年間にかかる費用は91,750円になりました。

ステップ3 月々に支払う額を実際に計算する

実際に5ナンバー普通乗用車1トン以下、2000cc以下を想定してランニングコストを試算してみます。

「ランニングコスト毎月」は 月額23,110円

ランニングコスト毎月

「ランニングコスト毎月」を試算してみましょう。仮に駐車場が月10,000円、ガソリン代が月10,000円かかるとして試算してみます。

内訳金額
駐車場代10,000円
ガソリン代10,000円
メンテナンス代3,110円
合 計23,110円
表:①「ランニングコスト毎月」 

2年に1回の支払いのため、2で割った額

「ランニングコスト毎月」合計は23,110円になりました。

「ランニングコスト年間」は 月額6,918円

ランニングコスト年間

続いて「ランニングコスト年間」を月割りにして計算します。

内訳金額
自動車税36,000円
*自動車重量税
(2年に1回)
16,400円÷2
*自賠責保険
(2年に1回)
17,650円÷2
任意保険
(30,000円で契約)
30,000円
合 計83,025円
表:②「ランニングコスト年間」 

*自動車重量税は2年に1回の支払いのため、2で割ります

「ランニングコスト年間」83,025円を月割にすると6,918円になりました。

ランニングコストを合計すると毎月35,755円必要になる

ランニングコストを合わせるとどうなるでしょうか。月割にして合計してみます。

内訳金額
ランニングコスト毎月23,110円
ランニングコスト年間6,918円
月割にした車検代*5,000円
合 計35,028円
表:「ランニングコスト合計」 

*車検代の平均値120,000円を24ヶ月で割っています。

車を持っているだけで毎月約35,000円の費用が必要なことがわかりました。

最後に車のローン返済額を足せば月々の支払い額が決まります。ローン返済額がいくらまでなら生活できるか見通しがもてるはずです。

年収300万円なら月々の返済額は55,000円が限界

20代独身、賃貸一人暮らし、年収中央値は360万。手取り年収300万円をもとに毎月に支払える費用を割り出してみます。

「正社員の年収中央値は?男女別・年齢別・都道府県別にも解説」 平均年収ランキング【最新版】

(参考資料「正社員の年収中央値は?」doda

調査対象とした約63万人のデータの年収中央値、すなわち「真ん中の年収」は360万円です。前回の年収中央値は350万円で10万円アップする結果となりました。

「正社員の年収中央値は?」doda
費目金額
家 賃70,000円
電 気5,000円
ガ ス3,000円
水 道2,000円
食 費30,000円
通信費5,000円
日用品費5,000円
教養娯楽費10,000円
生命保険5,000円
交際費20,000円
雑 費5,000円
合 計160,000円
表:手取り年収300万円の生活費 参考資料 日本FP協会「便利ツールで家計をチェック」 

収入ー支出で残ったものが車の購入で使える費用です。

毎月の手取り収入 ー 車以外の生活費 = 車の費用
250,000円 ー 160,000円 = 90,000円

試算した結果、最大90,000円を車の維持費として使えることがわかりました。
ランニングコストが35,000円だとするとローン返済額は55,000円が上限ということになります。
ローンの返済額がこれ以上に増えると生活に影響が出てくるラインです。

できるだけローンを安く抑えたい方は、「低金利ローンの選び方」で解説しています。こちらの記事と合わせて参考にしてください。

ご要望に基づいて、記事に追加できる見出しと本文を3つ提案させていただきます。これらの内容は、年収300万円での車選びに焦点を当て、より詳細な情報を提供します。

購入価格150万円の具体的な貯金計画 4選

購入価格150万円の貯金計画

年収300万円で車を購入する際は、次の貯金計画が参考になります。

  • 目標金額の設定:150万円の20〜30%を頭金として設定
    • 30万〜45万円
  • 月々の貯金額の決定:45万を貯金期間(月数)で割り、毎月の貯金額を算出
    • 1年間なら月々37,500円
    • 2年間なら月々18,750円
    • 3年間なら月々12,500円
  • 支出の見直し:不要な支出を削減し、貯金に回せる金額を増やす
  • 臨時収入の活用:ボーナスや副業収入などを積極的に貯金に回す

例えば、150万円の車を1年後に購入予定で、45万円の頭金を用意したい場合、月々37500円の貯金が必要になります。これは決して簡単ではありませんが、使わない口座に定額自動入金して仕組み化すれば、より良い条件での車購入が可能になります。

まとめ:月額35,000円のランニングコストを含めて月々の予算を立てるとよい

今回は月々の支払いが予算オーバーにならないためにランニングコストについて解説してきました。

生活費を考えた車選び3つのステップ
  • 月々の支払いは購入費用とランニングコストがある
  • ランニングコストは毎月と年間の2つに分かれる
  • 実際に試算してみると車を持っているだけで、毎月約35,000円かかる

車を買った後に予算オーバーを防ぐためにもご自身の「ランニングコスト」を試算してみましょう。

ランニングコストに車の購入費用をプラスすることで月々の支払額が明確になり、結果として車選びがスムーズになります。

車選びは販売店にすぐ行くのではなく、ネットで相場を調べてから行くのが基本です。情報集めをして年式や距離でどれくらいの価格になっているのかわかれば、価格交渉もしやすくなります。

車購入予定のAさん

ざっくりでもいいのでランニングコストを計算してみようかな

たかまる

ランニングコストを入れて予算を立てると生活も楽ですね。


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この記事が予算決めのお役に立てたらうれしいです。

最後まで見ていただいてありがとうざいました。今日もすばらしい旧車らいふを!

  1. 自動車重量税は車両の重さによって額が変わり、車両重量0.5トンごとに年間4,100円を納付します。18年目以降は車両重量0.5トンごとに年間6,300円かかります。 ↩︎

ブログのサーバーはConoha、テーマはSWELLをつかっています。









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