【車のシール・ステッカー剥がし完全ガイド】跡を残さずきれいに!査定前にやるべき理由も解説

駐車場探しで困っているAさん

車の査定前にステッカーは剥がしておいた方がいいですか?

たかまる

結論 剥がした方が無難。
剥がしてはいけないステッカーもあるので注意してね。

【こんな方のために記事を書いています】
  • 車の査定ではステッカーを貼ったままでいい?
  • 車に貼ったステッカーを剥がしたい
  • 剥がしてはいけないステッカーはあるの?

貼りっぱなしのステッカーを剥がそうか、そのままにしようか迷っていませんか?

査定前ならきれいに剥がしておくのが最適です。

しかし、どれを剥がしたらいいのか、失敗したらどうしようなど、ステッカーを見るたびに気になりますよね。

ステッカー
剥がさないもの剥がしてもよいもの
検査標章(車検シール)低排出ガス車
点検整備済みステッカーブランドロゴ
自動車保管場所標章ドラレコ録画中
ステッカー比較表

そこで今回は、旧車歴29年の管理人がいつもやっている方法を中心に、初心者向けのステッカー剥がしについて詳しく解説していきます。

この記事を読むと、剥がしてはいけないステッカーやステッカーの剥がし方がわかるので、初心者でも全体をイメージして作業することができます。

ステッカー剥がしを失敗したくない方はぜひ最後までお読みください。

この記事を書いた人

たかまるはFP✕旧車歴29年
旧車歴29年|VWゴルフ2オーナー|サビ・キズ・故障はできるだけDIYでやっつけるなど、維持費削減も忘れません|FP3級・簿記3級取得|特技:家計管理|コスパよく車を維持するための視点で記事を発信中

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車に貼ったステッカーやシールは剥がすべき?【査定前に確認】

車に貼ったステッカーやシールは剥がすべき?

車のステッカーやシールは査定額に影響を与える場合があります。

貼ったままだとマイナス評価に、剥がし方を間違えると逆効果になることも。

正しい対応で高価買取につなげていきましょう。

査定時にマイナス評価になる可能性あり

査定時にマイナス評価
査定イメージ

車に貼ったステッカーやシールは、見た目が気になる項目とし査定時に減額されることがあります。

買う方の立場になって考えてみましょう。ステッカーや装飾が華美についているよりも、ノーマルの状態に戻してあげたほうが選ばれやすくなるからです。

特にキャラクターや個性的なデザインのステッカー、お守りシールがたくさん付いた状態だと買い手に敬遠されるケースがあります。

売却前には取り外すのが無難です。

はがし方を間違えると逆に減額されることも

後部ガラスのステッカー

ステッカーを無理にはがすと、塗装剥がれや傷が残ることがあり、かえって査定額が下がる原因になります。

正しい方法で丁寧に処理しないと「自己整備による損傷」とみなされる可能性もあります。

はがす際はボディを傷めないように慎重に進めてください。

ステッカーの状態を知ってから始めよう

ステッカーの状態を知ってから始めよう【準備編】

作業に移る前にステッカーの構造をかんたんにおさらいしましょう。

ステッカーはシール表・シール裏・台紙の3つで構成されています。シール表の上にラミネートフィルムが圧着されている商品もあります。

シール裏にある(糊面)の状態が、作業の分かれ目になります。

【糊面の状態】
  • 糊が固着していない
    • 温めるだけで剥がせることが多い
  • 糊が固着している
    • 薬剤で溶かしながら道具を使ってていねいに剥がす

夏場の暑い日は比較的ボディに貼ったステッカーはかんたんに取りやすいですが、逆に真冬はボディを温めてあげないとうまく剥がせないことが多いです。

車のステッカーは「強粘着タイプ」が多いので経年劣化で固着すると、簡単には剥がすことが難しくなります。

車に貼られているステッカーの種類

車に貼られているステッカーの種類

ステッカーには、法令で義務づけられたものと個人の判断で貼る後付けのものがあります。

どれが剥がしてよいもので、どれがそのままにすべきかを正しく理解しておきましょう。

法定ステッカー(検査標章・保管場所標章など)

車検後に貼られる検査標章

車検の有効期限を示す検査標章や、自動車の保管場所を示す標章などは、法律で掲示が義務づけられたステッカーです。

これらは剥がしてはいけないものなので査定の時もそのままでOKです。

任意の後付けステッカー

「録画中」の後付けステッカー

個人の趣味や好みによって貼られる、「ドライブレコーダー録画中」ブランドロゴキャラクターなどの後付けステッカーは、査定時にマイナス評価の対象になります。

できるだけ綺麗に剥がしてから査定に出しましょう。

車のステッカー・シールの剥がし方とおすすめグッズ

車のステッカー・シールの剥がし方とおすすめグッズ

ステッカーの剥がし方には大きく分けて3つの方法があります。

【ステッカー剥がしの方法】
  • ドライヤー、お湯で温める
  • 専用の剥がし剤を使う
  • スクレイパーを使う

使いやすいアイテムや注意点を知って、愛車を傷つけずにきれいに剥がすためのコツとおすすめ商品を紹介します。

管理人が使っているステッカー剥がしはこちらです。

名称用途価格
シール剥がし剤シールを柔らかくする751円
スクレイパーシールを剥がす263円
シリコンオフスプレー糊面を除去する949円
ペーパータオル汚れを拭き取る1,580円
液体コンパウンド傷ついた塗装面を磨く1,573円
道具一覧:価格はAmazonを参考

ドライヤー・お湯を使う方法

家庭用ドライヤー

ステッカーを温めることで粘着力が弱まり、はがしやすくなります。

家庭用ドライヤーやお湯を使えば簡単に実践可能です。温めたあとゆっくりと剥がすのがコツで、急ぐと跡や破れの原因になります。

特に再塗装した古い車はステッカーを剥がすと、いっしょに塗料がくっつくこともあります。

専用のシール剥がし剤を使う方法

出典:Amazon

ステッカー跡が残る場合は、市販のシール剥がし剤が便利です。

塗装にやさしい製品を選べば、シール跡もきれいに落とせます。おすすめはホルツやソフト99などの信頼あるメーカーです。

スクレイパー使用時の注意点

出典:Amazon

スクレイパーは便利ですが、使い方を誤ると車の塗装を傷つける恐れがあります。

手でしっかりと握れるものを選び、角度をつけずに慎重に使用するのがポイントです。

傷が付きにくいプラスチックのスクレイパーでも、強く擦ると微細な傷がつくことがあります。

スクレイバー単体だけではなく、薬剤も併用するとうまくいきます。

金属製は基本的にNGです。

跡が残ったときの対処法

出典:Amazon

ステッカーを剥がした跡に残るベタつきには、シリコンオフスプレーで拭き取り、小キズをコンパウンドで磨くのが有効です。

ゴシゴシこするのではなく、柔らかい布で優しく拭き取るようにしましょう。

プロに頼むのも一つの手段

プロに頼むのも一つの手段
カーディーラーでも依頼可能

自分で作業が不安な方はカー用品店やディーラーに依頼するのも選択肢です。

2,000〜3,000円程度で対応してくれるケースが多く、跡が残らないよう丁寧に処理してくれます。

ステッカー剥がしのNG行動と注意点

剥がすときのNG行動と注意点

まちがった剥がし方は、車の塗装を傷めたり、法的に問題が出たりすることも。

注意すべきNG行動や、剥がしてはいけないステッカーの見分け方をしっかり押さえておきましょう。

傷がつく道具の使用

ガラス面でもカッターはおすすめしない
ガラス面でもカッターはおすすめしない

適切な道具がない、または、何度やっても取れないからといってカッターや金属製のヘラを使ってステッカーを剥がすのは絶対にNGです。

勢いあまって車の塗装を傷つけるだけでなく、傷が査定時に大きく減額される要因になります。

剥がしてはいけないステッカーの見分け方

「低排出ガス車」
「低排出ガス車」ステッカーを除去しても問題ない

車検や登録に関わる法定ステッカーを剥がしてしまうと、整備不良扱いになることがあります。

【剥がしてはいけないステッカー】
  • 検査標章(車検シール)
    • 保安基準をクリアしていることを示すもの
    • 車検切れの状態で走行するのを防ぐ役割がある
    • 検査標章を剥がすと、「道路運送車両法違反」となる。
    • 罰金が科される可能性があり
    • 一度剥がすと貼り直せない
  • 点検整備済みステッカー
  • 自動車保管場所標章
    • 剥がしてしまうと、罰則を受けるだけでなく、車検や点検の際に不都合が生じる可能性がある

どのステッカーが法定で、どれが任意かをしっかり見極めて、不要なものだけを取り除きましょう。

ステッカーが車の査定額に与える影響

ステッカーが車の査定額に与える影響

ステッカーの有無や剥がし跡は査定額に影響します。

見た目の第一印象が大切だからこそ、売却前のひと手間が高額査定のカギになることを理解しておきましょう。

売却前に剥がすのが基本

車売却イメージ
車売却イメージ

車の外観は査定時の印象を大きく左右します。

後付けステッカーは「クセのある車」と見なされることも多く、査定額に響きます。

査定した車に後付ステッカーがついていると最終的に買取側で剥がすことになり、コストがかかるからです。

買取側の立場も理解しておけば、売却前にきちんと剥がしておくことができ、結果とし高価買取につながります。

剥がし跡の有無で査定結果が変わる?

査定見積もり額イメージ
査定見積もり額イメージ

ステッカーそのものを剥がしても、跡やベタつきが残っていると減額対象になることがあります。

完璧に仕上げるには、専用グッズでの仕上げやプロへの依頼が効果的です。

見た目の清潔感をよくすれば査定の印象もよくなります。

ステッカーを貼った車ステッカー剥がしに失敗した車を売却すると査定でマイナスになります。

しかし、すべての買取業者が査定でマイナスになるのではなく、さほど減額なしだったり、まったく減額なしの場合もあります。

もし、ステッカーの貼りすぎた車や剥がれた跡が残っている車の売却を考えている場合は、できるだけ多くの買取業者で査定するのも1つの方法です。

カーセンサーでは、最大30社の一括査定で愛車の売却を検討できます。

査定は無料なので、提示額に納得いかない場合はキャンセルもできます。ステッカーが原因で「査定額が低くなるのでは?」と諦めていた方はぜひ検討してみてください。

まとめ|ステッカーを剥がしてから査定するのが高価買取への第一歩

まとめ|ステッカーを剥がしてから査定するのが高価買取への第一歩

車を少しでも高く売りたいなら、査定前に後付けステッカーは剥がしておくのが鉄則です。

見た目の印象は査定額を左右します。

自分で綺麗に処理できる方法もあるので、ぜひこの記事を参考に行動してみてください。

ステッカーを剥がしたいAさん

道具をそろえてステッカー剥がしをやってみます!

たかまる

暖かい日、そして薬剤も使うと作業しやすくなるよ。

この記事が査定額アップのお役に立てたならとてもうれしいです。次回もカーライフが楽しくなる内容をお届けします。

最後まで見ていただいてありがとうざいました。今日もすばらしいカーライフを!

ブログのサーバーはConoha、テーマはSWELLをつかっています。

 

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