どの保険会社を選んだら良いか迷ってます。
何かアドバイスもらえませんか?
保険会社を決める前に補償内容に注目するといいですよ。
- 必要な補償と不要な補償
- 年齢別補償の見直しポイント
- 補償内容は「確率小、損失大」がキーワード
- 一括見積もりサイトの流れ
- 最低限の補償内容でどれくらい安くなるか
- 付帯サービスも含めてどの保険会社を選んだらよいか
自動車保険の契約でお悩みではありませんか?納車までに時間があっても、補償内容を選ぶのはめんどうだし、たくさん保険会社があってどれを選んだよいか迷いますよね。
たかまるは昨年この記事を書きながら他社との比較をしないでうっかり更新してしまったので、見積もりだけでもしておけばよかったと後悔しています。
そこでこの記事では見積もり回答6社の中から最安3社の保険料と付帯サービスも含めてどこを選んだらいいかを解説していきます。
この記事を読めば今よりも保険料を安くできる可能性があり、補償内容を対人・対物無制限と人身傷害補償にしぼってよい理由がわかってきます。
補償内容で迷っている方はぜひ最後までご覧ください。
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自動車保険でよく見られる不要な補償
車両保険が不要なケースがある
修理費用は車両保険に入らず貯蓄で賄うのをおすすめします。
車両保険は車の修理費用を補償しますが、車の価値が低い場合や契約者自身に自損事故の可能性が低い場合は不要かもしれません。
例えば、中古車や年式の古い車、駐車場所が安全な場合が当てはまります。保険料と車の価値を比較し、必要かどうか判断しましょう。
ロードサービスの必要性を考える
ロードサービスは故障や事故時に便利ですが、新車や整備状態の良い車には出番が少ないかもしれません。
カーディーラーや自動車メーカー、JAFなどが提供するサービスと重複する可能性があります。もし、JAFに入っていれば自動車保険のロードサービスを除いて契約できるか確かめてみてください。
個人賠償責任保険の重複に注意する
個人賠償責任保険は日常生活での賠償事故を補償しますが、火災保険や傷害保険にも同様の補償がある場合があります。
自動車保険での重複加入を避けるため、火災保険やクレジットカードの約款を確認しましょう。一つの保険で十分な場合も多いです。
必要な特約は人身傷害、弁護士特約、個人賠償責任特約
自動車保険に必須と考えられる特約と状況に応じて検討するものをリストアップしました。
必須と考えられる特約リスト
自動車保険に必須と考えられる特約は人身傷害保険、弁護士特約、個人賠償責任特約の3つです。
人身傷害保険
この特約は自損事故や無保険車との事故でも補償してくれる重要な保障です。交通事故で自身や家族がケガをした場合、加害者の保険だけでは十分な補償が得られないことがあります。
この特約があれば治療費や休業損害などを幅広くカバーしてくれるので安心です。
弁護士費用特約
交通事故後のトラブル解決には専門知識が必要です。この特約があれば、弁護士への相談や依頼にかかる費用を保険会社が負担してくれます。
示談金は保険会社基準と弁護士基準があります。圧倒的に弁護士基準で請求したほうが有利です。
示談交渉や訴訟の際に自己負担がなく法的サポートを受けられるので、初心者でも弁護士に任せて保険金を請求することができます。
弁護士特約がなくても弁護士に相談して交渉することは可能です。
個人賠償責任特約
この特約は自動車事故以外の日常生活での賠償事故も補償します。
自転車で他人にぶつかってケガをさせた場合など、高額な賠償金を請求されるリスクがあります。この特約があれば、そういった予期せぬ事態にも対応でき、生活を守ることができます。
クレジットカードや火災保険で契約していたりするので重複しないようにするのがポイントです。
状況に応じて検討する特約
状況に応じて検討すべき特約はロードサービス、車両保険、新車特約、代車特約の4点です。
ロードサービス特約
この特約は故障や事故で車が動かなくなった時に心強い味方です。レッカー代や応急処置費用をカバーしてくれるので、突然のトラブルでも金銭的な心配がありません。特に遠出や夜間の運転が多い人には重要な特約といえるでしょう。
JAFに入っている場合はサービス内容が重複するので注意が必要です。
車両保険
自車の修理費用を補償する特約です。
特に新車や高額車の所有者には推奨されます。事故や自然災害で車が損傷した場合、高額な修理費用がかかることがありますが、この特約があれば経済的な負担を軽減できます。
ただし、修理費用が満額出ないことや次回の保険料が高くなるため、保険料とリスクのバランスが必要です。
新車特約
新車購入後の一定期間内に全損事故を起こした場合、新車購入費用を補償してくれる特約です。
通常、車の価値は購入後急速に下がりますが、この特約があれば新車と同等の車を再度購入できます。
代車特約
事故や故障で車を修理に出している間の代車費用をカバーする特約です。
仕事や日常生活で車が必須の人にとっては、修理期間中も支障なく生活を送れる重要な保障になります。長期の修理が必要な場合に特に役立ちます。
4つの特約は運転頻度や車の価値、家族構成に応じて選択していきます。所有する車にもよりますが、ロードサービスは入れてもよい特約と考えます。
年齢や生活スタイルに応じた補償の見直し方
20〜30代向け:運転者限定特約の活用
若い世代は保険料が高くなりがちですが、運転者限定特約を活用することで保険料を抑えられます。
主に自分だけが運転する場合は「本人限定」、親と共有する場合は「家族限定」を選択すると効果的です。ただし、友人に運転を頼むときは注意してください。
40〜50代向け:家族に合わせた調整
40代をすぎると家族構成の変化に応じて保険を見直す時期にきます。
子供が運転を始める場合は年齢条件を下げる必要がありますが、逆に子供が独立した場合は年齢条件を上げることで保険料を抑えられます。
家族の運転頻度も考慮して適切な補償内容を選びましょう。
60歳以上向け:年齢条件の変更
60歳以上の方も同様に年齢条件を適切に設定することが重要です。運転する機会が減少している場合は、年齢条件を上げることで保険料を抑えられます。
ただし、家族が運転することがある場合は注意が必要です。
運転頻度が低い場合は、走行距離に応じた保険プランの選択も検討してください。
補償内容は「確率小、損失大」で決める
自動車保険を安くするためには補償内容に目を向ける必要があります。
補償内容の決め方は「確率は小さいけれど、一度おきてしまうと損失が大きいものに補償をつける」が大原則です。
もしもの不安を解消するために「安心」という補償内容をどんどん付け足すことはできますが、「安全」である保障はどこにもありません。
補償内容は「確率小、損失大」を基準に決めましょう。
【体験談】一括見積もりで管理人が申し込んだ流れと結果
以下のような契約者の設定で見積もりを申し込みます。
- ノンフリート等級20
- 自動車共済 年額38,000円からの乗り換えを検討
- 26歳以上
- ゴールド免許
- 本人のみ運転
- 車両保険を外す
- 年間走行5000キロ以内
- 搭乗者傷害保険を外す
- レッカーサービスをつける
- 弁護士特約はつけない
- 保険証券を発行しない
代理店を通すと手数料が高くつくのでネット経由で申し込みましょう。見積もり一括査定サイトを利用すれば補償内容を整理できて、指定した条件の中から安い保険を見つけられます。
一括見積もりで上位6社から回答を得た
インズウェブから一括申し込みを行い、チューリッヒ保険、三井ダイレクト損保、SBI損害保険、セゾン自動車火災保険、ソニー損保、イーデザイン損保の6社から回答がありました。
そこから上位3社にしぼって比較していきます。
契約内容 | チューリッヒ | SBI損保 | 三井ダイレクト 損保 |
---|---|---|---|
レッカー なし | 9,570円 | ||
レッカー あり | 11,920円 | 12,110円 | 11,410円 |
弁護士特約 あり | 15,970円 | 17,700円 | 15,960円 |
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対人・対物補償無制限と人身傷害補償3000万円で見積もる
「確率小、損失大」を原則とし、家族を中心に乗せて運転することを想定します。
補償内容は、対人・対物補償無制限と人身傷害補償3000万円、登場者傷害特約はつけないで見積もります。
見積もりの結果 チューリッヒが最安
同じ補償内容で見積もりした結果、チューリッヒが一番安いことがわかりました。
しかし、「レッカーサービスなし」になるので少々不安が残ります。
JAFを契約している場合はチューリッヒと契約してもロードサービスが充実しているので大丈夫です。
付帯サービス | チューリッヒ | SBI損保 | 三井ダイレクト損保 |
---|---|---|---|
レッカー | 100km | 50km | 100km |
緊急対応 | あり | 30分まで | あり |
レンタカー | 24時間まで | ||
宿泊代 | 当日分 | 1.5万円まで | |
交通費 | 目的地まで | 1万円まで | |
キャンセル費用 | 5万円まで |
「レッカーサービスあり」で再度価格を比べてみましょう。
チューリッヒ 11,920円
- 対人・対物補償無制限
- 人身傷害 乗車中のみ補償型3000万円
- 搭乗者傷害 選択しない
- 無保険車傷害 デフォルトで選択済
- 弁護士特約 なし
- ファミリーバイク特約 選択しない
- 他車運転 デフォルトで選択済
- ロードサービス デフォルトで設定済み
SBI損保 12,110円
- 対人・対物補償無制限
- 人身傷害 乗車中のみ補償型3000万円
- 搭乗者傷害 選択しない
- 無保険車傷害 デフォルトで選択済
- 弁護士特約 なし
- ファミリーバイク特約 選択しない
- 他車運転 デフォルトで選択済
- ロードサービス 「あり」を選択
三井ダイレクト損保 11,410円
- 対人・対物補償無制限
- 人身傷害 乗車中のみ補償型3000万円
- 搭乗者傷害 選択しない
- 無保険車傷害 デフォルト設定
- 弁護士特約 なし
- ファミリーバイク特約 選択しない
- 他車運転 デフォルト設定
- ロードサービス 「あり」を選択
「レッカーサービスあり」で比較すると、三井ダイレクト損保が最安となりました。
契約内容 | チューリッヒ | SBI損保 | 三井ダイレクト 損保 |
---|---|---|---|
レッカー なし | 9,570円 | ||
レッカー あり | 11,920円 | 12,110円 | 11,410円 |
弁護士特約 | 15,970円 | 17,700円 | 15,960円 |
「弁護士特約付き」で選ぶならその差は縮まり、チューリッヒか三井ダイレクト損保になります。
「ロードサービス」のけん引距離で比較する
最後はもしものときに必要な「ロードサービス」で比較してみます。
この項目を重視する理由は、指定の修理工場でないと対応できない故障があるからです。
鍵あけ、パンク、バッテリー上がりといった基本的なサービスを含め、レッカーのけん引距離を比較します。
サービス | チューリッヒ | SBI損保 | 三井ダイレクト損保 |
---|---|---|---|
レッカー | 100km | 50km | 100km |
緊急対応 | あり | 30分まで | あり |
レンタカー | 24時間まで | ||
宿泊代 | 当日分 | 1.5万円まで | |
交通費 | 目的地まで | 1万円まで | |
キャンセル費用 | 5万円まで |
レッカーの距離では、チューリッヒと三井ダイレクト損保が100kmになり、この2つにしぼられます。
「付帯サービス」で好条件を探す
次にサービスで異なるのはレンタカー、宿泊代、交通費、キャンセル費用を比べます。
サービス | チューリッヒ | SBI損保 | 三井ダイレクト損保 |
---|---|---|---|
レッカー | 100km | 50km | 100km |
緊急対応 | あり | 30分まで | あり |
レンタカー | 24時間まで | ||
宿泊代 | 当日分 | 1.5万円まで | |
交通費 | 目的地まで | 1万円まで | |
キャンセル費用 | 5万円まで |
チューリッヒには、レンタカー、宿泊代、交通費、キャンセル費用の付帯サービスがあります。
一方、三井ダイレクト損保は交通費の支給だけとなりました。
2つの保険料の差は510円です。管理人の例を参考にすると、車の故障で自宅に帰れなくなったケースは過去28年間で1回。そして15年前に経験しています。
仮に15年に1回帰宅困難になることを想定すると510円✕15=7650円。
7650円以上の費用が発生するのであればチューリッヒの方がお得ということになります。
差額510円とロードサービスを吟味するとチューリッヒが最適
今回管理人が出した結論はロードサービスが充実しているチューリッヒが最適と考えました。
契約内容 | チューリッヒ | SBI損保 | 三井ダイレクト 損保 |
---|---|---|---|
レッカー なし | 9,570円 | ||
レッカー あり | 11,920円 | 12,110円 | 11,410円 |
弁護士特約 | 15,970円 | 17,700円 | 15,960円 |
まとめ:今年の契約はレッカーが充実しているチューリッヒを選択
管理人が2024年の8月時点で契約するのはチューリッヒです。
【選択の理由】
・現在の契約から満期時点で乗り換えた場合、保険料を安くできる。
・ロードサービスで希望の指定工場まで100km無料がついている。
・鍵の簡易的なロードサービスが充実いれば十分と考えられるからです。
保険料だけではなくロードサービスの内容も大事なんですね。
そのとおりです。保険によってサービス内容が異なるので保険料だけで決めてしまわないようにするのがポイントです。
今回は「確率小、損失大」を基本にどの保険会社が一番安いかを解説してきました。
実際の保険料は年齢や等級、補償をどこまで求めるかによって異なります。とはいえ同じ条件で見積もったのでその差がはっきり出たのではないでしょうか。
- 自動車保険は「確率小、損失大」で補償内容を選ぶ
- 補償内容は、対人対物無制限と人身傷害補償3000万円をベースにする
- 保険料が安く、レッカーの無料けん引距離で選ぶなら「チューリッヒ」
補償内容はをどこまで削るかは、保険料を安くおさえる基本中の基本です。
以下の記事では補償内容をどこまでにしたらよいか「保険料を安くする方法」で詳しく解説しています。この記事と併せて参考にしてください。
どの保険会社を選んだら良いか迷ってます。何かアドバイスもらえませんか?
今回の結果を基準にすれば補償内容を決めやすくなるはずです。余分な補償内容をつけなければ確実に安くなりますよ。
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今後の保険会社選びに参考になれば嬉しいです。
最後まで見ていただいてありがとうざいました。今日もすばらしい旧車らいふを!
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