車の維持費シミュレーション 月いくらになる? 旧車歴28年×FPが徹底解説

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車の維持費シミュレーション 月いくらになる? 旧車歴28年×FPが徹底解説
車購入予定のAさん

ローンの返済をいくらにしようか悩んでいます。

たかまる

車種や走行距離によってだいぶかわります。20代の平均年収に合わせて維持費を見積もったので参考にしてください。

この記事でわかること
  • 毎月の維持費はランニングコストを計算する
  • 年収360万円独身一人暮らしのクルマにかける費用はコミコミで60,000円を限度にする
  • 年収360万円独身一人暮らしがクルマを買うなら、ローンの返済は20,000円が目安

カーローンの支払いをいくらにしようかお悩みではありませんか?管理人はゴルフ2の維持費を考えずにローンを組んでしまったので、修理が続く度に冷や汗の毎日でした。

なんとなく払えそうな金額でローンを組んでしまうと生活が苦しくなります。車の維持費で日々の生活が苦しくなるのはできるだけ避けたいですよね。

そこでこの記事では生活費を考えた予算を立てるために、車のランニングコストをどのように見積もるか解説していきます。

この記事を読めば、毎月の維持費が把握できるので購入後も生活費をコントロールしながらカーライフを楽しめます。これから車を購入しようとしている方はぜひ最後まで見ていってください。

たかまるはFP✕旧車歴28年

旧車が好きで個人売買で出会ったゴルフ2に28年乗り続けています。ファイナンシャルプランナーを取得したことでコスパを考えて旧車生活を楽しむようになりました。
好きな車を見ているだけで幸せですが、それなりに維持費がかかります。
このブログでは旧車を所有している方、これから乗りたい方のためにコスパ・タイパを考えた記事をお届けしています。

目次
車費用

車にかかる費用には、返済費用ランニングコストの2つに分かれます。返済費用とは現金またはローンで支払う額を指します。
ランニングコストとは車を所有するだけ発生する費用を指します。ランニングコストとは具体的にどれくらいの費用になるのでしょうか。いっしょに深堀りしてみましょう。

年間予算

ランニングコストの内訳と具体的な試算結果を解説していきます。ランニングコストとは、車を所有することでかかる費用のことでしたね。ランニングコストは毎月と年間の費用を合わせたものになります。
毎月の費用はどれくらいかかるのでしょうか。

「ランニングコスト毎月」とはガソリンと駐車場代、月割のメンテナンス代

ガソリンと駐車場代、月割のメンテナンス代

毎月にかかる費用は、ガソリン駐車場、月割のメンテナンス代になります。
この中から月割にしたメンテンス代を見積もってみましょう。洗車代やワックス、タイヤ、オイル交換、ワイパーゴムなどの消耗品交換費用を月割りで試算しています。

メンテナンスの種類毎月の費用
洗車代
(洗車機月1回使用)
1,000円
固形ワックス
(3,000円を2年ごと買い替える)
100円
タイヤ
(40,000円を3年ごと交換)
1,100円
オイル交換
(5,000円を年2回交換)
830円
ワイパーゴム
(2000円を2年ごと交換)
80円
合計3,110円
ランニングコスト毎月の合計

「ランニングコスト年間」とは自動車保険と自動車税、車検代

自動車保険と自動車税、車検代

年間でかかる費用として自動車保険(任意保険)、自動車税があります。
中古車は2年に1度車検がありますので車検代を加えます。車検代は2年ごと支払うので毎月の費用に入れない方法もありますが、2年で割って1年分の経費として見積もっておくとわかりやすいです。

ランニングコストの合計は月額37,200円

アランニングコストの合計は毎月37,200円

毎月と年間のランニングコストを合わせるとどうなるでしょうか。下の表はランニングコストの合計を表したものです。

ランニングコストの種類金毎月の費用
ガソリン代10,000円
駐車場代10,000円
メンテナンス代3,000円
任意保険*4,200円
自動車税*3,750円
車検代6,250円
合計37,200円
ランニングコスト合計

合計で毎月37,200円かかることになります。
任意保険4,200円(約50,000円で契約÷12)
自動車税3,750円(新車登録13年経過の普通車で約45,000円÷12)

どの費目に費用がかかるのか調整してランニングコストを調整してください。

車購入予定のAさん

車の維持費は意外とかかるんですね。

たかまる

インフレの影響でガソリン代が上がっているので、最近は副業を始める人も多いですよ。

毎月にかかる費用を少しでも補いたい方は副収入を得ることもおさえておきたいところです。
以下の記事では、自宅の駐車場を貸し出して収入を得る仕組みを「【akippa】は儲からない?気になる手数料とメリット・デメリットを徹底解説」で解説しています。
毎月の維持費管理と併せてこちらも参考にしてください。 

ランニングコスト予算

ランニングコストがだいたいわかったところで、車にいくら払えるのかローンの返済額をシミュレーションしてみます。ご自身の収入と支出によって調整が必要です。

年収360万円なら車に払う総額を60,000円までにするとよい

年収360万円なら車に払える総額は60,000円まで

収入のうち、ローンの支払いやランニングコストを合わせた車に支払える額は60,000円です。これがなかなかできていません。
車を買おうとしている方が家計管理を意識していないことはローンの利用率の調査からも明らかです。これでは生活が破綻してしまいますよね。

マイカー購入金額の総額は全体平均で205.1万円となり、そのうちマイカーローンを利用した金額は同162.4万円となりました。

マイカー購入金額の総額に対するローン利用率は全体で79.2%となり、マイカー購入者は総額の約8割をローンでまかなっていることがわかりました。

北海道ろうきんマネーLABOより

年収360万円ならローン返済額は22,800円を目安にする

年収360万円ならローン返済額は22,800円を目安にする

年収360万円の20代独身・賃貸一人暮らしの条件をもとに毎月にクルマに払える費用を割り出してみます。
(参考資料「正社員の年収中央値は?」doda)

費目金額
家賃70,000円
電気5,000円
ガス3,000円
水道2,000円
食費30,000円
通信費5,000円
日用品費5,000円
教養娯楽費10,000円
生命保険5,000円
交際費20,000円
雑費5,000円
合計160,000円
車以外の生活費 内訳

毎月の収入220,000円から車以外の生活費160,000円を引くと、残りは60,000円です。そのうちランニングコストが約40,000円なので、月々の返済に充てられるのは20,000円ということになります。

収入から支出を差し引いたものが車の費用にあてられる総額です。試算した結果、最大60,000円を車の維持費として使えることがわかりました。
ランニングコストが37,200円だとすると、ローン返済額は22,800円が限界だということです。ローンの返済額がこれ以上に増えると生活が苦しくなるサインです。

まとめ

今回はクルマの維持費について解説してきました。生活費の内訳を洗い出し、車以外の支出をはっきりさせることで車の維持費が割り出せました。このように車の維持費を試算しておくと予算に合った車選びがより具体的になってきます。

車の維持費はどれくらい?
  • 車の維持費はローン返済費用とランニングコストの2つに分かれている
  • ランニングコストは約毎月37,200円かかる
  • 年収360万円なら月々のローン返済額は22,800円が目安
車購入予定のAさん

月々いくら払えるかを考えてたけど、ランニングコストも入れて予算を立てるんですね

たかまる

車の維持費は生活費の範囲で」が大前提。予算面でも安心して旧車に乗れますよ。

どうしても予算が足りない方は、ローンの金利で損をしないための記事を用意しています。
【車のローンシミュレーション】月々の支払いと合計の支払い額はいくらになるか」で解説していますので併せて参考にしてください。

次回もカーライフが豊かになる記事をお届けします。

最後まで見ていただいてありがとうざいました。今日もすばらしい旧車らいふを!

ブログのサーバーはConoha、テーマはSWELLをつかっています。









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