




ドライブ中に動画を見たり音楽を聴いたりできるカーWi-Fiがほしいんですけど、おすすめはありますか?



買い切り型のモバイルルーターはどうかな?
買い切り型はバッテリー「あり」、「なし」で決めるといいよ。
カーWi-Fiをどれにしようか迷っていませんか?どこでも使えて契約・解約の手続きが不要なWi-Fiを探している方は、インスタントWi-Fiがおすすめです。
買い切り型のインスタントWi-Fiは面倒な契約やしばりがないため、使う分だけチャージするからです。
インスタント Wi-Fi | ecoco | DCT- WR100D | |
---|---|---|---|
端末 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
価格 | 端末+100G 23,980円 | 端末+100G 23,980円 | 端末 27,500円 |
通信 料金 | 100GB 3,180円 | 100GB 4,980円 | 365日プラン 13,200円 |
合計 | 27,160円 | 28,960円 | 40,700円 |
また、車載用Wi-Fiのように車に固定されていないので、お出かけ先の施設やレストラン、宿泊地での使用ができます。とはいえ、実際に使ってみた方の評判はどうなのか具体的な評価がないと利用するかどうか迷いますよね。
そこで今回はカーWi-Fi歴10年の筆者が、カーWi-Fi業界で最近利用が増えている買い切り型Wi-Fi 3製品の価格、データ追加料金について解説していきます。
この記事を読めば他のデバイスと比べて【インスタントWi-Fi】の利便性、トータルでどれくらい安くなるのかを具体的に比較できます。
買い切り型Wi-Fiを利用したいと考えている方はぜひ最後までご覧ください。


旧車が好きで個人売買で出会ったゴルフ2に28年乗り続けています。ファイナンシャルプランナーを取得したことでコスパを考えて旧車生活を楽しむようになりました。
好きな車を見ているだけで幸せですが、それなりに維持費がかかります。
このブログでは旧車を所有している方、これから乗りたい方のためにコスパ・タイパを考えた記事をお届けしています。
車Wi-Fi(カーワイファイ)とは?


車Wi-Fi(カーWi-Fi)とは、車の中でインターネット環境を構築するWi-Fi機器のことです。
車載用Wi-Fiとも呼ばれ、長距離ドライブでもスマホのデータ容量を気にすることなくインターネットを使用できるので、YouTube動画視聴、カーナビ、ゲームを長時間にわたって利用可能になります。
これまで車Wi-Fiの代表というとパナソニックStradaのWi-Fiモジュール利用したり、docomo in Car Connectにつないだりして使用することが一般的でした。
車でWi-Fiを使う組み合わせ


カーグッズプレス(2024年5月18日)では、車で移動中でもナビや動画再生、ゲームでデータ料金を気にせず使えるサービスが紹介されています。
車内でWi-Fiの「定額使い放題」はもう当たり前!? カーグッズプレス
今やインターネット環境があることが当たり前のようになってきたが、当然ながら使いすぎてしまえば通信量の支払いもそのぶん高くなる。
データ消費が激しいスマホナビアプリや映像系アプリなどデータ量を気にせず車内で使いたいなら、ずばりコレ!「DCT-WR200D」
(予想実勢価格:2万2800円前後)カロッツェリアの車載用Wi-Fiルーターは、定額で車内からのインターネット通信(LTE回線)が使い放題になる。従来の「DCT-WR100D」が今回のモデルチェンジにより「DCT-WR200D」(予想実勢価格:2万2800円前後)へと進化。9月から発売している。
ということで、車でドライブや旅行に出かけることを想定した場合どの方法が自分に合っているか解説していきます。
車でWi-Fiを使う組み合わせは、端末と回線を組み合わせたものになります。


端末の選択はスマホでテザリング、モバイルルーター、車載用ルーターの3つです。
スマホのテザリング機能を使う


端末の選択1つめは「スマホのテザリング機能を使う」です。
スマホのテザリング機能をONにして、スマホのWi-Fi機能をカーWi-Fiとして利用します。メリット・デメリットは次のとおり。
・バッテリー消費上がる
・運転後、デザリングONし忘れる
・回線データの容量管理に悩む
・スマホのほかに端末がいらない運転後、電源入れ忘れる
・車内の置きっぱなしにしてしまう
【おすすめな方】
・車の移動距離が短い
・Wi-Fiの使用頻度が少ない
スマホのテザリング機能を使うと、バッテリーの消費が気になるところです。長時間つなぐことはさけた方がよさそうです。車の移動距離が短い方やWi-Fiの使用頻度が少ない方はスマホのテザリング機能を利用するのも手です。
モバイルルーターを使う


端末の選択2つめは「モバイルルーターを使う」です。
別名ポケットWi-Fiとも呼ばれているデータ通信専用端末をWi-Fiに接続して利用します。
メリット・デメリットは次のとおり。
・運転後、電源入れ忘れる
・車内の置きっぱなしにしてしまう
・スマホのバッテリーを使わない
・通信性能がよい端末がある
【おすすめな方】
・車の移動距離が長い
・Wi-Fiの使用時間が多い
通信性能がよい端末が登場してきたのは魅力の1つです。車の移動距離が長い方やWi-Fiの使用頻度が多い方はモバイルルーターを利用するのが便利です。
モバイルルーターは月額固定料金型と買い切り型のサービスがあります。買い切り型は使う分だけ料金を払っていく仕組みなので、大容量のユーザーでなければお得な選択肢といえます。
最近はインスタントWi-Fiのように固定のキャリアではなく、docomo/au/SoftBankの中からつながりやすいバンドを選んでくれるサービスもあるので通信が途切れにくくなりました。
車載用ルーター


端末の選択3つめは「車載用ルーターを使う」です。
車に取り付けるタイプのWi-Fiで車の電源がONになると使えます。
・端末の選択肢が少ない
・固定のキャリアしかない
・通信性能はそれほど高くない
・運転の都度立ち上がる
・車を離れると使えない
・動作温度範囲に優れている
・バッテリーレス
・電源の入れ忘れがない
【おすすめな方】
・車に固定したい
・出先でWi-Fiを利用しなくてもよい
車載用Wi-Fiは電源を車からとっているので、エンジンをかけると起動する仕組みになっています。車だけでの使用に満足していて、立ち上がりのタイムラグが気にならなければ問題ない選択肢です。
Wi-Fiの場所を固定したい方、お出かけ先でWi-Fiを利用しなくてもよい方に最適です。
カーWi-Fi おすすめプラン3選


カーWi-Fiの選択肢として上げるなら、モバイルルーターのインスタントWi-FiとUSBスティックWi-Fi ecoco、車載用Wi-Fiルーター カロッツェリアDCT-WR100Dの3つです。
インスタントWi-Fi


カーWi-Fi おすすめプラン3選の1つめは「インスタントWi-Fi」です。
契約・月額不要のカーWi-Fiで内臓バッテリーが付いているので車を降りてからも10時間以上使えます。
インスタントWi-Fi | |
---|---|
タイプ | 買い切り型 |
端末 | ![]() ![]() |
本体価格 | 端末+100G 23,980円 |
データ 有効期限 | 365日 |
サイズ 高さ×幅×厚さ | 64✕110✕13mm |
重量 | 100g |
通信速度 | 下り150Mbps 上り50Mbps |
利用回線 | docomo/au/SoftBank |
同時接続台数 | 最大8台 |
バッテリー容量は3,500mAhあり、15時間連続で利用できる大容量モデルです。
3大キャリアで通信サービスを利用するので広範囲で繋がりやすくなります。
USBと接続して給電しながら利用できるので、クルマのシガーソケットと接続すればカーWiFiとして抜群の交換を発揮します。
初年度合計は23,900円からで、使い切ったらデーターチャージをしていきます。100Gチャージ料金は6,450円。1GBあたり64.5円です。
以下の記事ではインスタントWi-Fiの口コミや評判について具体的に解説しています。こちらの記事と合わせて参考にしてください。


USBスティックWi-Fi ecoco


カーWi-Fi おすすめプラン3選の2つめは「ecoco」です。こちらも契約・月額不要のカーWi-Fiです。
インスタントWi-Fiとの違いは内臓バッテリーが付いていないこと。車内に置いたままでも暑さでバッテリーが膨張する心配がありません。
ecoco | |
---|---|
タイプ | 買い切り型 |
端末 | ![]() ![]() |
本体価格 | 端末+100G 23,980円 |
データ 有効期限 | 365日 |
サイズ 高さ×幅×厚さ | 102✕40✕10mm |
重量 | 35g |
通信速度 | 下り150Mbps 上り50Mbps |
利用回線 | docomo/au/SoftBank |
同時接続台数 | 最大8台 |
インスタントWi-Fiとほぼ遜色ない通信速度、利用回線、接続台数です。
バッテリーレスなので軽量で持ち運びやすいです。車以外で使う場合はパソコンにつないだり、USBのモバイルバッテリーで充電しながら使用します。
初年度合計は23,900円からで使い切ったらデーターチャージするだけ。100Gチャージ料金は7,480円。
1GBあたり74.8円です。チャージ料金はインスタントWi-Fiより1030円割高です。
車載用Wi-Fiルーター DCT-WR100D


カーWi-Fi おすすめプラン3選の3つめは「車載用Wi-Fiルーター DCT-WR100D」です。
契約・月額型のWi-Fiになります。車に取り付けたまま使用します。カー用品店で購入し車に取り付けてもらいます。契約型なのでデータ容量を課金することがありません。
DCT-WR100D | |
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タイプ | 車載型 |
端末 | ![]() ![]() |
本体価格 | 端末+利用料金 |
データ 追加料金 通信制限なし | 365日プラン 13,200円 30日プラン 1,650円 1日プラン 550円 |
サイズ 高さ×幅×厚さ | 91.5 ✕ 44.5 ✕ 16 mm |
重量 | 100g |
通信速度 | 下り150Mbps 上り50Mbps |
利用回線 | docomoのみ |
同時接続台数 | 最大5台 |
車載用Wi-Fiルーター DCT-WR100Dは、データ容量が無制限なので契約期間中データ容量を気にする必要がありません。
乗車中にたくさんのデータ容量を消費する方向けのサービスです。使用中の制限として抑えたいのがエンジンを切るとWi-Fiが使えなくなることです。さらに停車中でWi-Fi利用が制限されます。
下の図解のように走行中停車60分を過ぎるとWi-Fiがオフになります。
このモデルは、9月移行アップデートで使用時間の拡大が期待されています。
【大好評の車載Wi-Fiルーターがより使いやすくモデルチェンジ!】
カロッツェリアの車載Wi-Fiルーターが初のモデルチェンジ。接続方法や使用時間を変更することで使いやすさがグンと高まった。2024年9月より発売。
なお従来モデルである『DCT-WR100D』は秋に行なわれるアップデートで同様に使用時間が拡大される予定だ(変更前は走行中無制限、走行前30分、走行後1時間の使用制限)。
出典:ヤフーニュース 6月1日配信


初年度合計は40,700円で翌年から年間13,200円1の支払いになります。別途取り付け工賃5,000〜10,000円ほどを見込んでおいてください。
カーWi-Fiにできること・メリット


カーWi-Fiにできることは、以下の4つになります。
- データ容量を気にせずスマホが使える
- 長距離移動でも音楽や動画を視聴できる
- 車内でもパソコンやスマホを使ってノマドワークができる
- 搭載したナビの付帯サービスが増える
データ容量を気にせずスマホが使える
カーWi-Fiでできることの1つ目は「データ容量を気にせずスマホが使える」です。
カーWi-Fiを導入することで、スマホのデータ通信容量を気にせず、インターネットを快適に利用することができます。
長距離移動でも音楽や動画を視聴できる
カーWi-Fiでできることの2つ目は「長距離移動でも音楽や動画を視聴できる」です。
カーWi-Fiを利用すれば、長距離運転中でも音楽や動画コンテンツを存分に楽しめます。長時間安定したデータ通信が可能で、データ消費の多い高音質・高画質のコンテンツも気にせず利用できるのが大きなメリットです。
長時間のドライブ中に音楽や動画を途切れることなく楽しみたい方にとって最適な選択肢です。
車内でもノマドワークができる
カーWi-Fiでできることの3つ目は、「車内でもパソコンやスマホを使ってノマドワークができる」です。
車内でインターネット環境が整うことで、仕事に必要な調べ物やアプリ・ソフトの利用が快適になります。
安定した回線により、オンラインミーティングやビデオ通話も途切れることなく参加できるので安心です。
ナビの付帯サービスが増える
カーWi-Fiでできることの4つ目は、「搭載したナビの付帯サービスが増える」です。
ナビを導入している場合、「地図の更新」や「ドライブレコーダーの視聴」など、便利なナビ機能が追加利用できるようになります。
ナビ機能が向上することでドライブがさらに快適になります。
100GBで楽しめるコンテンツの時間は?


モバイルルーターの「ecoco」「インスタントWi-Fi」は端末+データ容量100GBのセット商品です。100GBの容量でどれくらいのコンテンツを楽しむことができるのでしょうか。


YouTubeでは約185時間


YouTubeの動画視聴では185時間視聴できます。
1日あたりの視聴時間を6時間として30日分にあたる長さです。
6時間というと1日に車で移動できる走行距離は一般道で250km、高速道路で500kmほどが限度だといわれています。高速道路の移動では、東京〜大阪間30回分のドライブといった感じになります。
100GBとは東京〜大阪間ドライブ30回分なので大容量であることがいえます。
NETFLIXでは約140時間


NETFLIXの動画視聴ではYouTubeよりも45時間短くなりますが、データー容量としては十分な内容です。
2時間分の映画を70本見られる計算になります。
zoomでは約165時間


車内でzoomにつないで会議に参加する方は165時間利用可能になっています。
30分程度のミーティングなら100GBでおよそ1年分利用できるでしょう。
Spotifyのようなストリーミング配信で音楽を聴かれる方は2500時間分楽しめる計算になります。
端末とデータ通信量のトータルで比較する


初期費用は、データ追加料金をふくめるとどれが最安なのでしょうか。以下の条件で比較します。
- YouTube動画を毎日1時間視聴するデータを使う
- 年間のデータ利用量を200Gで想定
- 端末とデータは同時に購入する
- データ追加料金100Gは一括で購入する
- 1年間利用する
インスタントWi-Fi | ecoco | DCT-WR100D | |
---|---|---|---|
端末 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
価格 | 端末+100G 23,980円 | 端末+100G 23,980円 | 端末+365日プラン 27,500円 + 13,200円 |
データ 追加料金 | 100GB 3,180円 | 100GB 4,980円 | 通信制限なし |
合計 | 27,160円 | 28,960円 | 40,700円 |
インスタントWi-Fiが最安です。
動画視聴を車内で年間600G以上使用する場合は車載型のDCT-WR100Dの選択もありです。
どこでも使えて経済的、契約・解約手続き不要なWi-FiならインスタントWi-Fiがおすすめ


バッテリー内蔵なのでどこでも使えて経済的。しかも契約・解約手続き不要なモバイルルーターならインスタントWi-Fiがおすすめです。



バッテリーレスも魅力的だけど、電源が取れないときに使えないのはちょっと心配なんだよね
- 通信速度制限なし
- バッテリー内蔵なので車を降りてからも使える
- 買い切り型なので解約の違約金を気にしなくていい
- 通信回線は3大キャリアを常にいいとこどり
- ギガがなくなったら追加購入するだけ
インスタントWi-Fiは届いたらすぐ使える


インスタントWi-Fiは申込後に開通までの待ち時間がありません。商品が到着後すぐに使えます。




平日15時までなら即日発送。
プロバイダ契約や工事不要で電源を入れたらすぐ使えます。
ギガが減ってきたらあとは追加購入するだけです。
チャージされるとすぐ使えます。
インスタントWi-Fi Q&A


インスタントWi-FiのQ&Aを集めてみました。申し込み前の参考にしてください。
まとめ:インスタントWi-Fiは車を降りたあとも使いたい、電源がないところでも10時間はつなげたい方におすすめ
今回はお得なカーWi-Fiについて代表的なものから3つ厳選して紹介しました。
インスタントWi-Fiは月割2000円で3大キャリアから最適な通信速度でインターネットにつなぐことができます。



インスタントWi-Fiはこんな方におすすめです。
- 購入後すぐ使いたい
- 車を降りたあともWi-Fiにつなげていたい
- 3大キャリアすべての範囲を利用したい
- 電源がない場所でも10時間以上使いたい
2番めに紹介したecocoもバッテリーレスがお好みであれば、選択肢に十分入る端末です。
ただし、端末購入以降の100GBチャージの料金はインスタントWi-Fiが1030円安いことはお忘れなく!



車を降りてからも使えるのはとても助かる!



買い切り型Wi-Fiは利用する分チャージするだけなので、使わない月は費用がかからずコスパいいですよ。
次回もカーライフが豊かになる記事をお届けします。
最後まで見ていただいてありがとうざいました。今日もすばらしい旧車らいふを!
- 365日プランを選択した場合の料金 ↩︎
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