個人売買サイトはどれを選んだらいいですか?アドバイスお願いします。
検索方法や手数料の表示がちがうので車選びと同じようにサイト選びも大切ですよ。
- 検索しやすいサイトはカババ
- クリマは手数料が安い
- カババは価格に関わらず手数料固定
ガリバーは価格の8% - 支払い方法が選べるガリバー
- プリウスの検索台数は3社ほぼ変わりない
クルマを安く買いたい方にとって個人売買サイトは必須アイテムです。検索しているとサイトの使いやすさを判断しているのか、車を選んでるのかわからなくなることはありませんか?せっかく同等の車を見つけてもサイトによって手数料がちがうので、どこで安く買えるか迷ってしまいます。
そこでこの記事では肝心な車選びに集中するために、カババ、ガリバーフリマ、クリマの3社を選び、検索のしやすさと手数料を比較してみました。
車選びをしている方はぜひ最後までご覧ください。
旧車が好きで個人売買で出会ったゴルフ2に28年乗り続けています。ファイナンシャルプランナーを取得したことでコスパを考えて旧車生活を楽しむようになりました。
好きな車を見ているだけで幸せですが、それなりに維持費がかかります。
このブログでは旧車を所有している方、これから乗りたい方のためにコスパ・タイパを考えた記事をお届けしています。
個人売買サイトおすすめ3社の概要
比較するサイトは検索上位のカババ、クリマ、ガリバーフリマの3社としました。各社の概要をおさらいします。
カババ 中古車業界の課題解決を目指している企業
・2019年創業。株式会社アラカンが運営している。
・代表取締役は東証一部上場企業ネクステージ元COO田中一榮氏
・わずか入社3年で取締役事業本部長に抜擢された逸材。2001年に株式会社ネクステージに入社し、中古車販売の営業職から店長、エリアマネージャー、執行役員などを歴任。2012年には常務取締役COOに就任し、東証マザーズへの新規上場や東証一部への上場、世界初となるAmazonでの中古車販売の実現などを推進。
・出資会社は大手の「三菱UFJキャピタル」「メ~テレベンチャーズ」「みずほキャピタル」
・「中古車業界の常識を変える」という理念を掲げ、情報の透明化を目指し、販売手数料を固定にして誠実な取引を目指している*
カババ公式サイト
プロに任せる自動車フリマ「中古車流通の、非効率・不透明・不誠実をなくしたい」
カババについて
クリマは2019年創業のベンチャーIT企業
・2019年創業、ユニオンエタニティ株式会社が運営。
・大阪に本社があるベンチャーIT企業。
・「人と人との繋がりを大切にともに成長しともに幸せになる」という理念を掲げ、テクノロジーを駆使し車のライフサイクルに最善の提案をしている。
・サービス開始はカババと同じ時期である
カババとクリマはどちらも企業して5年という最近できたサービスです。中古車業界の再編が進んでいる昨今、サービスの向上と発展に期待がもてる企業です。
ガリバーフリマは東証一部上場企業
・1994年創業の東証一部上場企業。
・中古車のガリバーで有名な株式会社IDOMが運営している。
・毎日500台の入荷があり、豊富な在庫から車を選べる。
・3社の中で一番の老舗。
中古車のガリバーは知名度があり、全国的に知れ渡っている中古車販売のサイトです。個人売買サービスは撤退することが決まっていますが、中古車販売は従来通りサービスを展開しています。
新車登録台数1位 プリウスで在庫数を比べる
比較の条件として販売台数が多い「普通乗用車」、「新車登録から5年以上」としました。
5年以上の理由は買い替えの時期と重なるからです。そこで「2016年登録以前」を検索していきます。
「2016年度に最も売れたクルマはプリウス、新車販売ランキング」2017年4月6日
日経 XTECH
5年振りに首位となったプリウスの販売台数は、前年度に比べて44.3%増加の22万5066台。
2015年12月に発売した新型車(4代目)が、2016年度を通じて販売増加に寄与した。
2位は前年度と同じホンダの軽自動車「N-BOX」で、3位はトヨタの小型車「アクア」だった。
さらに車体の色や走行距離、登録ナンバーでしぼりこんでいきますが、今回は車種と年式だけにします。
プリウス在庫数は約40台
プリウスを検索した台数は以下の表のとおり。
クリマが45台、続いてガリバーフリマが37台の順になりました。
比べるには十分な数ですね。クリマは絞り込み検索で選んでいくとプリウスも含めたトヨタ車が292台検索されてしまいます。さらにプリウスを数えていくと45台となりました。
クリマは絞り込み検索だとプリウス以外の車種も含まれてしまうので、フリーワード検索から「プリウス」と入力した方がいいです。
売買手数料ではクリマが最安
売買手数料について各社調べると手数料の表示に微妙なちがいがありました。そこで「売買手数料=成約したときの費用」とした結果を表にまとめてみました。
ガリバーは本体価格の8%で設定
クリマが最安です。売買手数料は5,500円。売買手数料だけで見るとクリマで契約したくなります。
しかし他にも諸費用がかかるのではないかと思い、その他の手数料も調べることにしました。
カババは手数料が固定
売買手数料に加え、名義登録変更手数料(ナンバー変更含む)と車庫証明代行手数料の順で表にしました。
サイト | カババ | ガリバー | クリマ |
---|---|---|---|
ロゴ | |||
販売 手数料 | 38,500円 | 80,000円* | 5,500円 |
名義変更 手数料 | 55,000円 | 47,000円 | 55,000円 |
車庫証明 手数料 | 20,000円 | 12,000円 | 16,500円 |
合計 | 113,500円 | 139,000円 | 77,000円 |
クリマは支払いが口座振替のみであったり書類の申請を自身でやったりするので手数料が安くなっています。
ガリバーフリマは100万円の本体価格で計算してあるので8万円ですが、200万円の本体価格になれば16万円となります。
カババは手数料が固定なのでどの車を購入しても手数料が固定なのがポイントです。
カババ クリマ ガリバー おすすめポイント
最後に検索した感想を含め、個人売買サイト3社のおすすめポイントを紹介します。
カババ 検索画面見やすくて検索が楽しい
・検索入力項目はメーカー、車種、年式など9つ
・9つの入力項目は一括で設定できる
・検索画面や結果が見やすい
・2社と比べ、手数料、諸費用の合計額がちょうどよい
諸費用はちょうど3社で比較するとちょうど松竹梅でいう「竹」的な設定だったり、検索画面が見やすかったりするのでオールマイティな印象をもちました。
カーセンサーの販売価格と比較できるところもポイントです。
検索のしやすさは「愛車が見つかりやすい」に直結しますから大切な要素です。
クリマ 手数料最安値は最大の魅力
・売買手数料は車の価格に関わらず5,500円で3社比較では最安
・検索入力項目が10こあり、「こだわり検索」でさらに8つ指定できるので絞り込みやすい
・「絞り込み検索」では車種が特定できないので調べる工数が増える
・特定の車種はフリーワードで入力する
調べる工数は増えますが、手数料最安は最大のセールスポイントですね。
ガリバーフリマ 業界最大手老舗の安心感
・長年業界で展開しているだけに安心感がある
・メーカー、車種、年式などの検索画面が見やすい
・検索入力項目は7つ(メーカー、車種、年式など)
・「価格重視で検索」といったこだわり検索機能がある
・クレカ、提携ローンなど決済方法を選べる
まとめ:検索しやすさならカババ、手数料安さならクリマ、クレカ決済ならガリバー
個人売買サイト3社を選び、それぞれのサイトで「プリウス」の在庫を検索しました。在庫の偏りはなくどのサイトでもおよそ40台のプリウスの在庫が検索されました。
- カババ 画面見やすくて探しやすい
- クリマ 手数料最安値は魅力的
- ガリバーフリマ 老舗としての安心感
検索しやすさならカババ、手数料安さならクリマ、クレカ決済ならガリバーがおすすめです。
登録無料なので検索だけでもしようかな
\検索しやすいフリマサイトならカババ/
この記事が少しでも個人売買の成功につながればうれしいです。
個人売買サイトを利用するとしても必要書類は自分で用意するものがあります。
以下の記事では個人売買に必要な書類について「車の個人売買完全ガイド 必要書類と記入上の注意点」で解説しています。
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次回もカーライフをより豊かにする情報をお届けします。
最後まで見ていただいてありがとうざいました。今日もすばらしい旧車らいふを!
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