【旧車スタイル】カスタムでいく?それともノーマルでいく? 初心者必見!旧車歴28年が解説

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【旧車スタイル】カスタムでいく?それともノーマルでいく? 初心者必見!旧車歴28年が解説
旧車初心者のAさん

たかまるさんのゴルフ2は始めからカスタム仕様だったんですか?

たかまる

そう、楽しかったですよ。でもノーマルに戻したり、またつけたりして自分仕様にするまで長い時間を費やしました。

車を買うと新しいパーツを付けたくなったり、ほかと違う仕様にしたくなったりと、自分好みの車にしたくなりますよね。とくに旧車に乗っていると個性の強い車に出会う機会があるので他のオーナーに影響を受けてしまうことが多いです。

管理人のゴルフ2はカスタム傾向にありますが、方向性を決めずに始めてしまったので自分軸をもっておけばよかったと後悔しています。すでに旧車歴が長い方や自分軸が固まっている方はここでスキップしてもらってかまいません。

この記事では「パーツをつけては外し、外してはつけて」の繰り返しにならないように、旧車をカスタムしていく場合とノーマルで乗る場合のメリット・デメリットを解説していきます。

この記事を読めば旧車のスタイルとしてカスタムするか、ノーマルで行くかの自分軸をもつことができるようになります。

たかまるはFP✕旧車歴28年

旧車が好きで個人売買で出会ったゴルフ2に28年乗り続けています。ファイナンシャルプランナーを取得したことでコスパを考えて旧車生活を楽しむようになりました。
好きな車を見ているだけで幸せですが、それなりに維持費がかかります。
このブログでは旧車を所有している方、これから乗りたい方のためにコスパ・タイパを考えた記事をお届けしています。

目次
旧車としてカスタムするとは車のパフォーマンスを高めるために行うこと 

この記事で考えるカスタムとはシートを外して乗車人数を変更したり、エンジン載せ換えなどで「構造変更届け」を出すような大がかりなものを想定してません。車のパフォーマンスを高めるために車検が通る範囲で社外パーツに交換することとします。

とはいえカスタムするとなると、エンジン、吸気系、排気系、駆動系に始まり、外装から内装に至るまで範囲が広いですよね。例えば、車高調、ホイール、タイヤ、マフラー、エアロパーツを取り付けること、シート交換、オーディオの入れ替えが考えられます。

パーツの交換によって車の走行性能や音響空間が変わったときは、この上ない喜びでいっぱいになります。通勤や旅行などで旧車といっしょに過ごす時間が長いオーナーなら「カスタム」はなくてはならないライフスタイルの一つになるでしょう。

レカロシート:体のサポートはレースでも長距離ドライブでも力を発揮します。

カスタムのデメリット

それではカスタムにはメリットやデメリットがあります。どれも一長一短ありますが、特徴を見ていきましょう。

カスタムのデメリットは3つあります。

【カスタマイズのデメリット】
  • 費用かかる
  • やめられなくなる
  • 消耗品の交換頻度が早くなる

費用がかかる

①費用がかかる

カスタムのデメリットの1つめは「費用がかかる」です。

カスタマイズは壊れてもいない部品を積極的に交換していくわけなので、当然それなりの費用がかかってきます。概算でエンジンから外装、そして内装までカスタムしていくとざっと230万円くらいの予算が必要になります。
概要を下の表にまとめてみましたので予算を立てる参考にしてください。

【主なカスタマイズ例】
エンジン、吸気、排気、足回り
ハイカム交換150,000円
ブレーキパッド交換40,000円
タコ足+マフラー交換200,000円
車高調(ショックアブソーバー)250,000円
エンジン足回り 合計 800,000円
【主なカスタマイズ例】
外装
タイヤ+ホイール交換250,000円
社外テールランプ30,000円
社外フロントグリル20,000円
オールペイント500,000円
外装 合計 800,000円
【主なカスタマイズ例】
内装
社外ステアリング30,000円
社外シフトノブ10,000円
社外シート 2脚400,000円
オーディオ一式交換300,000円
内装 合計 740,000円
旧車初心者のAさん

カスタム費用で車の購入額をこえちゃうなぁ

旧車の購入価格にもよりますが、カスタム費用が「購入価格」を超えてしまいますね。どこまでカスタムをするか、まさに自分軸を決めておくことが大切になってきます。

たかまる

どこまでカスタムするのか自分軸を決めておくと統一感が出てコスパもよくなります。

やめられなくなる

②やめられなくなる
.

カスタムのデメリットの2つめは「やめられなくなる」です。

カスタマイズはいったん始めるとなかなかやめられなくなります。取り付け直後は満足感にひたっていたり、そのパフォーマンスの違いを実感できるのですが、人間は環境に慣れてしまう生き物です。そして、来月の給料日には何をつけようかなと次の刺激を求めてしまうわけです。

こうして「もっと速く、もっと安定させる、もっとかっこよく」をめざしてカスタマイズが進んでいきます。

消耗品の交換頻度が早まる

カスタムのデメリットの3つめは「消耗品の交換頻度が早まる」です。

3つめは管理人の事例から紹介します。管理人はツライチにあこがれて5年ほどタイヤの幅を太くした時期がありました。ホイールの幅を6Jから7Jといった感じです。

直進安定性が増してコーナリングも楽しく、今でも満足な選択だったと感じてます。
しかし、その裏でホイールベアリングの摩耗が激しかったらしく年1回の頻度で交換することになった時期が続きました。

また、中古のマフラーを取り付けてサイレンサーでフタしたことから、弱くなったつなぎ目が割れてしまいマフラーを修理したことが何度かあります。修理や故障トラブルは「整備記録」のカテゴリーで紹介しています。

このようにパフォーマンスを上げると耐久性の弱いところに力が集まり、部品の交換頻度が早まってしまいます。旧車は特に消耗品の交換頻度が早まる可能性があることを頭の片隅においておきましょう。

カスタムの主なメリットは3つあります。

【カスタマイズのメリット】
  • 高いパフォーマンスが発揮できる
  • カスタマイズ感を表現
  • 組み合わせで個性の発揮

高いパフォーマンスを発揮できる

高級カーオーディオの代名詞 JBL

カスタムのメリットの1つめは「高いパフォーマンスを発揮できる」です。

旧車であってもエンジンまわりや吸気系、排気系、駆動系のパーツを変えていくとノーマルよりも高いパフォーマンスを発揮できるようになります。加速やレスポンスがよくなったり、安定したコーナリングが可能になるなど、ますます運転が楽しくなっていきます。

オーディオ機器を入れ替えるだけで音楽を再生する適切な音場を再現してくれるため音楽に興味がある方には至福の時間となるでしょう。

カスタマイズ感を表現できる

BBSのホイールが足元の高級感を引き立たせる

カスタムのメリットの2つめは「カスタマイズ感を表現できる」です。

フロントグリル、ホイール、テールランプといった外装を変更すると見た目からもカスタム感が伝わってきます。エンジンなどの「走る・曲がる・止まる」パーツと比べて外装にかかる価格は比較的安くおさまるので、旧車を買ってカスタムしたい方はこのあたりから始めるようです。

35万点以上のカスタムパーツで差をつける

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組み合わせによって個性を発揮できる

限定パーツがついたゴルフ2のインテリア

カスタムのメリットの3つめは「③組み合わせによって個性を発揮できる」です。

外観や内装を変える様々なパーツの組み合わせによって自分好みのスタイルに仕上がっていきます。オーナーによって一つずつ替えていくか、一気に仕上げていくか、これもカスタマイズの楽しみ方の一つですね。

積極的に社外パーツを付けていくカスタム派に対し、ノーマル派は、特に車の性能を上げるパーツを付けていくことはしません。なぜならノーマルこそがその車にとってムダを省いた最適なコスパフォーマンスを発揮しているからです。

しかし、ノーマル派といえども乗りっぱなしでノーメンテでは経年変化が進み、車のコンディションが悪くなる一方です。そこでノーマルを大切にするオーナーは主に消耗品を交換することで、車のコンディションを保っていくことになります。

ヘッドライト

消耗品のバルブ

消耗品の代表としてヘッドライトのバルブ、ワイパーブレード、定期的なエンジンオイル交換、ブレーキフルードの交換があげられます。その他タイヤ交換を楽しみにしている方もいるでしょう。

最近はクムホ、ハンコックといった「格安タイヤ」を選択するものからあえて旧車が活躍していた時代の銘柄に戻すなど、オーナーのこだわりが見られる場面です。

あえて発売当時の純正タイヤをつけたい、本格派のオーナー向けに「旧車にオススメなタイヤ3選」をまとめてみました。よかったら参考にしてください。

かんたん検索で最適なタイヤ選び

オートバックスでも交換できる

ノーマルのデメリット

続いてノーマルのデメリットを解説します。デメリットは2つあります。

【ノーマルのデメリット】
  • 個性が発揮できない
  • 性能が制約される

個性があまり発揮できない

ノーマルのデメリット1つめは「個性があまり発揮できない」です。

ノーマル車のデメリットは見た目にあります。外見や内装で他車との差別化が図ることがなかなか難しいです。ノーマル車は余分なパーツがついていないので他の車に比べ、目立たない存在になります。

性能が制約されてしまう

ノーマルのメリット2つめは「性能が制約されてしまう」です。

ノーマルではオーナーさんの求める性能や仕様において満足できない部分が出てしまいます。例えば高回転でトルクがほしい、長距離移動なので座り心地のよいシートがほしい、太いハンドルに交換したいなど。

このような一見長所がなさそうなノーマル車ですが、むしろ旧車の世界では乗り方もおとなしめであることも加わって、カスタム車よりもノーマルこそが希少価値を生むスタイルなのではと感じてしまいます。

ノーマルのメリットは2つあります。

【ノーマルのメリット】
  • コストを抑えられる
  • 希少価値が上がる

クルマのコストを抑えられる

ノーマルのメリット1つめは、「クルマのコストを抑えられる」です。

カスタムに比べ費用がかからないことにあります。カスタマイズの費用の1/10もあれば1年分の定期メンテナス費用をまかなえますね。

「走る・曲がる・止まる」に予算を向けることができるので、カスタムにかける費用をメンテにあてることができれば、車のコンディションが徐々によくなっていきます。

クルマの希少価値が上がる

出典:オートモビルカウンシル2024

ノーマルのメリット2つめは「クルマの稀少価値がある」です。

10年、20年と年数が経過してくると、ノーマルで維持していることが中古車市場のリセールバリューを高め、希少価値が上がっていきます。特にノーマルコンディションを維持した極上車になると、お店が販売する際カスタマイズしないようなお客さんを選ぶとも言われています。

2024年4月に幕張を会場として開催されたオートモビルカウンシルでは、ノーマルコンディションを維持した展示車が並べられ、破格の値段1がついていました。

結果としてメンテナンスを続けてきたノーマル車は高値で売れやすい傾向になっています。

まとめ:オーナーとしてメリット・デメリットを理解し自分軸を決めておくとブレない

今回は旧車におけるカスタマイズ、ノーマルのメリット、デメリットについて解説してきました。

【カスタマイズ】

メリット

  • 高いパフォーマンス
  • カスタマイズ感を表現
  • 個性の発揮

デメリット

  • 費用かかる
  • やめられなくなる
  • 消耗品の交換頻度が早い
【ノーマル】

メリット

  • コストを抑えられる
  • 希少価値が上がる

デメリット

  • 個性が発揮できない
  • 性能が制約される
旧車初心者のAさん

まだノーマルでいくか、カスタムするか迷っています。

たかまる

コンディションを保つことから始めて、自分のスタイル決めてカスタムしても遅くないですよ。

どのパーツを交換しようかと足元ばかり見ていると、自分はいったい旧車で何をしたいのかわからなくなってしまうことがあります。これを機にオーナーとしてどの部分を大切にしたいか、自分軸を考えてみるのもいいですね。

旧車オーナーなら、旧車に乗ることのメリット・デメリットについてもおさえておきたいところです。
以下の記事では「旧者のメリット・デメリット」について解説しているのでこちらの記事も合わせて参考にしてください。

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次回も旧車生活をより豊かにする情報をお届けします。

最後まで見ていただいてありがとうざいました。今日もすばらしい旧車らいふを!


 

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ブログのサーバーはConoha、テーマはSWELLをつかっています。









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