中古車をオークションで安く買う方法はありますか?
オートオークションは業者間取引だけど、掘り出し物があるので魅力的ですよ。
- 個人で参加する方法は代行業者に依頼すること
- オートオークションの流れと手続き
- ネットオークションとの違い
- 2024年の中古車競売価格状況
- 代行業者と取引するときの注意点
中古車をどこで購入しようかお悩みではありませんか?中古車を安く買うなら、代行業者をとおしてオートオークションを利用する方法があります。
トヨタプリウス A 2WD 2019年 17,000〜19,000km 検あり 白 | |
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グーネット | 228万円 |
カーセンサー | 228万円 |
ガリバー | 244万円 |
オートオークション | 127 ~ 131万円 |
オークション価格は「中古車相場検索」を利用しています。
オートオークションは業者間の取引として有名で、試乗はできないものの車の下見で要所要所のチェックができれば、安く購入することができます。ただ、一般のユーザーにとって参加資格のハードルが高いのも事実。
そこで今回は代行業者を通してオートオークションで車を安く購入するまでの方法につい詳しく解説していきます。
この記事を読むと、オートオークションが他のサービスより安価に車を購入できることがわかり、自分にとって必要な選択肢なのかがはっきりします。
中古車を安く購入したい方はぜひ最後までご覧ください。
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オートオークションに個人で参加する方法
中古車を安く手に入れるための手段としてオートオークションに参加する方法があります。
オートオークションに参加する方法と注意点を解説します。
オートオークションでは業者間の取引が中心
オートオークションは中古車を競り売りする場であり、業者間取引に利用される仕組みが中心です。
USSオートオークションは、国内でも有数のオークションとして有名です。参加者は出品された車両に対して入札を行い、最高額を提示した人が落札することができます。
近年では「東京オートオークション」「名古屋オートオークション」のように個人でも参加できるオークションが増えており、手頃な価格で中古車を手に入れるチャンスが広がっています。
参加資格は運転免許のほか古物商1年以上が必要
オートオークションに参加するには、一定の資格と手続きが必要です。
一般的に20歳以上で運転免許を持っていることが条件です。オークションによって異なりますが、申込書の提出や本人確認書類の提示、保証金(約10万円)が求められます。
手続きには1〜2週間ほどかかることがあるため、前持った準備が必要です。
USSオートオークションの参加資格と必要書類は表のとおりです。
参加資格 | 必要書類 |
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古物商許可証取得後1年以上経過 | 古物商許可証のコピー |
適格請求書発行事業者であること | 適格請求書発行事業者登録番号通知書のコピー |
常設の展示場と事務所を有し営業中 | 事業所の写真、賃貸契約書のコピー |
連帯保証人の用意または保証制度の利用 | 連帯保証人の印鑑証明書、資産証明書 |
保証金10万円の預託 | 保証金の振込証明 |
– | 会社の登記簿謄本(法人の場合) |
– | 代表者の印鑑証明書 |
– | 代表者の住民票 |
– | 会社案内またはパンフレット |
– | 誓約書(USSの指定フォーム) |
会社を経営していないと個人の参加は難しそう…
お店をやっていたり個人事業主さんなら参加できそうですね。
ネットオークションとの違いは出品車両の豊富さにある
業者参加と個人参加のオークションの違いは、出品車両の種類や入札条件にあります。
業者参加のオートオークションは自動車のみを取り扱い、おもに中古車関連業者が参加する業者間取引の場です。
前述のとおり古物商許可証のほか入会金や連帯保証人が必要で、数年に1回利用するだけでは資格や店舗、駐車場の費用などがふくらみ、決して割安な選択とはいえません。
しかし、代行業者を通せば取引が可能になります。オートオークションに参加するのは、中古車販売店やディーラー、輸出入ブローカー、オークション代行業者も含まれているからです。
代行業者とは個人に代わって入札と落札をしてくれる業者のことです。車両代に加え、手数料と代行費用を支払うことで落札してもらうことができます。
初心者向けの注意点
仮に古物商を取得し、オークションの会員に登録したことを想定してみましょう。
車を置くスペースを確保できたら、いよいよオークションへ下見に行くことになります。
オートオークションに初めて参加するにはいくつかの注意点があります。
- お目当ての車両の相場を調べておく
- 下見で車両の状態を観察する
- セリのスピードについていく
- 深追いしない
車両の状態を自分で確認するスキルが求められます。修理歴や事故歴を見落とすと、後々大きな修理につながります。
セリの進行が速いので冷静な判断力が必要です。
事前に相場を調査し、下見をすることが成功の鍵となります。
オークションではつい欲しさあまりに高値まで入札してしまいます。
予算を守り、深追いしないことが先決です。名義変更や環境性能割(旧自動車取得税)を考慮して入札することが必要です。
オートオークションの流れと手続き
オークション参加から落札後の手続きまでを解説します。
落札までの流れとタイミング
オークション当日の流れは下見から始まります。会場に到着したら、出品車両の状態を確認しに行きます。
室内に戻り、セリが開始されます。セリは画面上で非常に速いペースで進行するため、事前に希望価格や最高価格を決めておくことが大切です。
落札に成功したらその場で契約書にサインし、手付金を支払います。
落札から車両の引き渡しまでには通常1週間程度かかります。
USSオートオークションの落札までの流れは次のとおり。
・車両の入庫(24時間受付)
・USSの検査員による10段階評価
・車両の撮影とデータベース登録
・保管と下見情報の公開
・会場でのエントリー
・車両の下見
・セリ開始
・最高額入札者による落札
・落札手数料と車両代金のUSSへの支払い
・書類手続き(車検証・譲渡証明書等の確認)
・車両の引き渡し
支払いやナンバー変更の手続きについて
落札後、落札価格の全額を指定の期日までに支払います。支払い方法は現金や銀行振込が一般的です。
支払いが完了すると、所有権の移転手続きが行われます。この際、ナンバーの変更も必要になります。
新しい所有者の住所地でナンバー変更の手続きを行います。変更手続きは、オークション会場や代行業者がサポートする場合もありますが、個人で行う場合は各運輸支局で手続きをすることになります。
ネットオークション、オートオークションのメリット・デメリット
オークションのメリット・デメリットについて解説します。
ネットオークションのメリットとデメリット
ネットオークションのメリットは参加資格が必要ではなく、時間や場所を問わず参加できる利便性にあります。遠隔地同士の取引でも画面上で進捗状況が確認できるので安心なところも魅力の1つです。
デメリットとしては車両の品質を直接確認できないリスクがあります。車両の説明では出品者の主観的な評価に頼るしかないので、実際に想像していた状態と説明が異なる可能性があります。
落札後の手続きや車両の運搬などを自身で行う必要があり、追加費用や手間がかかります。
オートオークションのメリットとデメリット
オートオークションのメリットは、専門家による公正な車両評価と品質の担保にあります。多様な車種や価格帯の中から選べる点も魅力です。
オークション主催者を通じて取引が進むので手続きが比較的スムーズです。
デメリットとしては、個人での直接参加が難しく代行業者を介する必要があることが挙げられます。代行手数料がかかり、車両は試乗することができないので現状渡しとなるため、別途点検や整備が必要になる場合があります。
代行業者との取引で知っておくこと
オートオークションで安く購入するために、オークション代行業者の選び方や利用時の注意点を解説します。
代行業者の選び方
オークション代行業者を選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。
まず、業者の実績や評判を確認することが重要です。
長年の経験をもつ業者は、オークションの流れや車両の評価に精通しています。
次に、提供されるサービスを確認します。車両の下見代行や落札後の手続き代行など、幅広いサポートを提供する業者を選ぶと安心です。
また、ホームページのFAQを見て緊急時の対応やトラブル対応ができているかも重要な選択基準となります。
手数料やサービス内容の比較
代行業者によって手数料やサービス内容は大きく異なります。
一般的に基本手数料と落札手数料が設定されていますが、業者ごとに違います。
車両の下見や書類作成、納車などのオプションサービスの有無や料金も確認しましょう。
複数の業者を比較し、自分のニーズに合ったサービスを選択することが大切です。
代行手数料は5万円が目安
オークション代行手数料は5万円が目安になっています。代行手数料の内訳は以下のとおりです。コミコミで請求する場合もあります。
- 下見料 代行業者が車を下見して、入札できるか確かめるための費用です。
- 落札料 オートオークション会場で落札した時に支払う手数料です。
- 入札料 代行業者は入札するためにオートオークション会場に会費を支払っています。
- 代行手数料 代行業者の手数料です。
サービス | カーオークションjp | くるまオークション.com | オークサポート |
---|---|---|---|
代行手数料 | 49,800円 500万円以上は5% | 52,500円 100万円以上は5% | 50,000円 |
下見料 | |||
入札料 | |||
落札料 | 8,000円〜 | 52,500円 | 8,000円 |
合計 | 57,800円〜 | 105,000円 | 58,000円 |
代行料を安く済ませたい方
・落札価格が500万円以下なら「カーオークション.jp」がおすすめ
・落札価格500万円以上なら「オークサポート」がおすすめ
品質保証や修理保証など、手厚いサービスを求める方
・「くるまオークションドットコム」がおすすめ
自分で下見や試乗が必要な方は「中古車無料お探しサービス」を利用するのも手です。かんたん4ステップでセリをする手間がないので比較的かんたんにお目当てのクルマが見つかります。
非公開在庫はネットに登録するまでの順番待ちのクルマになります。マーケットに出てないため、ライバルが少なく余裕をもって選択できる利点があります。
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直接購入と代行業者経由の違い
ネットオークションで直接購入とオートオークションで代行業者経由での購入には、それぞれメリットとデメリットがあります。
ネットオークションで直接購入の場合、手数料を節約できる反面、売買手続きや車両の下見で購入に値するかを自身で行う必要があります。
代行業者経由では、専門知識や経験を活かしたサポートを受けらる反面、代行手数料がかかります。
業者を介することで、トラブル時の対応や保証サービスが充実している場合が多いです。
初心者の場合は、安全性を考慮して業者経由での購入を検討するのが賢明でしょう。
項目 | 直接購入 | 代行業者経由 |
---|---|---|
手数料 | 低い(オークション手数料のみ) | 高い(落札手数料+代行手数料) |
専門知識 | 必要 | 不要(業者のサポートあり) |
手続きの複雑さ | 複雑(自身で全て行う) | 簡単(業者がサポート) |
取引リスク | 高い(車両評価や入札判断を自身で行う) | 低い(業者の経験とアドバイスあり) |
時間と労力 | 多い | 少なくて済む |
車両の選択肢 | 参加可能なオークションのみ | 幅広い(複数のオークションにアクセス可能) |
トラブル対応 | 自身で対応 | 業者がサポート |
保証サービス | なし(または限定的) | あり(業者による保証が多い) |
融通性 | 高い(自身の判断で迅速に対応可能) | やや低い(時間がかかる場合あり) |
2024年の中古車相場はやや上昇傾向
2024年の中古車相場は、新車の供給不足や半導体不足の影響が徐々に緩和され、2年ぶりに180万円を超え最高値を更新しました。
電気自動車(EV)や高度な安全装備を搭載した車両も依然として高値で取引されている傾向にあります。
「中古車競売価格、8月20%高 輸出減速でも高止まり」
中古車競売大手のユー・エス・エス(USS)がまとめた8月の中古車の平均落札価格は、前年同月比20%高い124万2000円だった。前年同月を上回るのは10カ月連続。輸出向けの需要が弱含んだため7月に付けた過去最高値(125万6000円)は下回ったものの、自動車メーカーの認証不正問題による新車販売減少の影響が残り高止まりした。
特に人気の高い軽自動車や小型SUVは需要が高く、比較的高値で推移しています。一方、大型セダンや高級車は燃費や維持費の観点からやや値下がり傾向になっています。
購入の前には個人売買サイトやネットオークションサイトで相場動向を調べてから判断することが重要です。
まとめ 代行手数料を含めて50万円以上安ければ買いシグナル!
車を安く購入するには代行業者をとおしてオートオークションで購入する方法があります。個人で参加するにはハードルが高いので、代行業者に依頼するのが一般的です。
オートオークションの取引の流れを知っていれば、任せっきりにならず、不明なところは質問して解決できるので安全に安く購入するための方法として充分活用することができます。
依頼の目安は、大手中古車販売価格から代行手数料とオートオークション価格(中古車相場価格)を引いて50万円程度の差が出れば買いシグナルと見ています。
例 トヨタプリウス A 2019年の場合
・大手の価格ー代行手数料ー中古車相場価格= 50万円以上
・230万円ー5万円ー130万円=95万
大手の中古車販売価格よりも100万円安くなっていれば買いシグナルですか?
車両本体を見ないとなんともだけど、価格だけならゴーサインですね。
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車を安く購入したい方はぜひ挑戦してみてください。
次回もカーライフを豊かにする情報をお届けします。
最後まで見ていただいてありがとうざいました。今日もすばらしいカーライフを!
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