
初めて試乗しに行きます。気をつけることはありますか?
ハズレの車を買わないためにも、試乗の流れとチェックリストをおさえておこう。
車を値段や外観だけで、ふわっと選ぼうとしていませんか?
「旧車の試乗はどうしたらいいんだろう。ちょっと運転するだけじゃだめなの」って思うかもしれません。
管理人は、外観とスペックだけで旧車を選んでしまい、ドライブの時間よりも修理の時間が長くなり、途方に暮れたことが何度もあります。
そこでこの記事では、
- 試乗する前
- 試乗中
- 試乗後
のチェックリストを作成し、購入前に見逃してはいけないポイントをまとめてみました。
この記事を読むことで、試乗で確かめることがわかり、状態のよい車を選ぶことができるようになります。
車選びで初めて試乗する方は、ぜひ最後までご覧ください。
旧車歴30年。ずっと89年式のVWゴルフ2です。
【乗り始めたころ】
- セルフ塗装でドアがゆず肌、鮫肌になる
- 燃料ポンプの故障が6回(メイン3回・リフト3回)
- プラグコードを間違えて差し、エンジンがかかなくなる
それでも手放さずに乗っています。
【現在】
- オイル、プラグなどの消耗品は基本自分で
- ドアミラーや小さな部品の塗装も自分で
- 家計重視!車にかける予算をオーバーしないこと
予算を決めて旧車生活を楽しんでいます。

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試乗のチェック3つの場面

私はこれまで、30年で2台のゴルフ2を乗り継いできましたが、正直に言うと「外見や改造具合に一目惚れして、試乗をサボった車」ほど、あとで修理代に泣かされてきました。
特に今の車は衝動買いに近かった、、
FPとして家計の相談を受ける立場から言わせてもらうと、旧車選びは車選びであると同時に、これから数年分の出費を決める買い物です。
だからこそ、試乗のこの30分は、値引き交渉よりもずっと大事なんです。
試乗のチェックリストは、3つの場面で構成されています。
- 運転する前
- 運転中
- 運転した後
運転前のチェック項目

運転前にボディ、エンジンルーム、室内を点検していきます。
試乗前に用意しておくと差がつく3つのもの
- スマホ…写真・動画・エンジン音の録音用
- 軍手やウェス…下回りやオイルにじみを触って確かめられる
- 気になる点を書いたメモ
特にスマホの記録は必須です。
その場では「まあ大丈夫か」と思っても、家で見返すと「ここ、やっぱりおかしいぞ」と気づくことがよくあります。
ボディ:塗装のクリア剥がれ、下回りの錆
運転前にやることはボディのチェックです。気になるところを動画や画像で残しておきましょう。
- 塗装面の傷、ゆがみ、クリア剥がれはないか
- 回りやドアの下部にサビはないか
- タイヤの溝はあるか

塗装面のゆがみは板金塗装をした可能性があります。

年式の古い車になると下回りから錆びてきます。
▼サビの進行度の見分け方と補修法はこちら


タイヤの溝を確認する
スリップサインが出ていて、タイヤの溝がないと、購入後すぐにタイヤ交換をする必要があります。
溝がない場合はタイヤの交換費用も予算に入れておきましょう。
見えるところよりも下回りのサビは特に気をつけたいポイント。
錆が進むとボディの強度にも影響しますし、修理費用は塗装だけと比べて高額になります。
エンジンルーム:オイル、冷却水漏れ

外観のチェックが終わったら、ボンネットを開けてみましょう。
エンジン見てもあんまりわかんないなぁ。
オイルや冷却水が漏れたあとを探すだけでも十分チェックできているよ。
- オイル漏れはないか
- ホースなどのゴム系パーツにひびがないか
- 冷却水の垂れたあとはないか

オイル漏れを確かめる
まれにじわっとオイルがにじんでいる箇所があります。
オイルが垂れていなければ、そのまま乗り続けることもできますが、気になるようでしたら、スタッフさんに声をかけて整備が必要か尋ねてみましょう。
室内:スイッチ、シート、雨漏り

エンジンルームのチェックが終わったら、室内のチェックにうつります。
後部座席から始めると車内を見渡せるので点検しやすいよ。
ペンライトがあると奥まで照らせるので便利!
- ウインカー、ワイパーレバーなどのスイッチ類が正しく動くか
- シートのヘタりはないか
- ヘッドライニング(天井)、ドア内張りに雨漏りのあとはないか

スイッチ類の不具合を確かめる

雨漏りしてないかのチェック
雨漏りのあとは錆が進む原因になります。
納車前に雨漏り箇所を修理できるか検討しておきましょう。
運転中のチェック項目

いよいよ試乗します。
運転中のチェックリストとして、
- 走行前
- 走行中
- 信号待ち
3つの場面で解説します。
走行前:エンジンのかかり具合、振動
試乗前にスタッフさんが車を運んできてくれます。
そのまま走っていきたいところですが、エンジンをいったん切ってみましょう。
エンジンのかかりが悪い場合、スターターモーターやスパークプラグ、バッテリーが弱っている可能性があります。
理想は一発始動です。
▼音や臭いから故障の予兆を読み取るコツ

走行中:まっすぐ走る、きしみ音
試乗の最も中心的な場面です。
当たり前なのですが、車をながめている時間よりも、車を運転している時間が長いです。
つまり、運転中に感じることは、乗り続けている間ずっと気になるので、運転中のチェックは重要になるわけです。
運転中は、次のチェック項目を思い出してください。
- ハンドルを軽くにぎってまっすぐ走るか
- 加速、ブレーキの効きは予想どおりか
- スピードメーターはスムーズに動いているか
- 段差の通過で車体からきしみ音が出ていないか
- 交差点を曲がるときに車体は安定しているか
明らかに左右に寄ってしまうなら、ホイールアライメントが必要です。
値段を下げてもらう材料にするか、そもそも選択から外します。
信号待ち:アイドリングの安定
- アイドリングが安定しているか
- ハンドルからの振動が気にならないか
- アイドリング中マフラー音が気にならないか
ここで感じた異音・不具合は、部品の交換で改善することがあります。
アイドリングが不安定な場合、余計な空気を吸っていたり、アイドルスタビが故障していることが考えられます。
違和感があれば、遠慮せずに相談してみましょう。
アイドリングが安定しないってどうやって見分けるんですか?
アイドルスタビが壊れていると、エンジンの回転数が安定しないよ。
タコメーターが上下にブレるなら整備してもらおう。
運転後のチェック項目

最後は「運転後」です。
FPとして一番お伝えしたいところです。
旧車は「買うときの値段」よりも「買ってからの維持費」で家計の負担が決まります。
車両価格が安くても、毎月のランニングコスト(保険・税金・ガソリン・整備)を見落とすと、あとで「こんなはずじゃなかった…」となりがちです。
見積もりをもらったら、車両価格だけでなく、年間でいくらかかるかまでイメージしておきましょう。
- 試乗した車が商談中であるか
- 試乗で気になった整備費用はおよそどれくらいか
- 見積もりを出してもらえるか
試乗した車が商談中であるか、聞いてみましょう。
ライバルがいると売れてしまう可能性があるからです。
また、整備費用を含めた見積もりを取れば、購入後も安心して乗り出せます。
気になるところがありすぎると予算オーバーになりそう。
迷ったらどの整備が先か相談してみて。
| 場面 | このサインが出たら要注意 | 考えられること |
|---|---|---|
| 運転前 | 下回りのサビが触ると崩れる・穴が空きそう | フレームまで進行。修理費が高額に |
| 運転前 | エンジンルームにオイルのにじみ・冷却水のあと | パッキンやホースの劣化 |
| 運転中 | 手を添えると左右どちらかに寄る | ホイールアライメントの調整が必要 |
| 運転中 | キュルキュル音/甘い臭い | ベルト劣化/冷却水漏れの予兆 |
| 信号待ち | アイドリングが不安定・タコメーターがブレる | 二次エア吸い込みやアイドルスタビ不良 |
まとめ:試乗で気になったところは画像や動画で記録しておく

試乗のチェックリストは、3つでしたね。
- 運転する前
- ボディの状態
- エンジンのまわりオイル漏れ
- 内装の汚れやヘタリ
- 運転中
- 走行前 エンジンを1度切る
- 走行中 まっすぐ走るか
- 信号待ち アイドリングが安定しているか
- 運転した後
- 商談中か
- 整備ポイントの優先度
- 見積もり
- 運転前、運転中、運転後の場面で入念にチェック
- 気になるところは、画像や動画であ録しておく
- チェックだけで終わらず、整備費用も含めた見積もりで判断する
前もってチェック項目を知っておくことで価格交渉が可能になります。
納車までの予算を立てやすくなり車選びがスムーズになります。
まずは検索して候補をたくさん出してみることから始め、年式や走行距離、車の状態からしぼってください。
少なくとも3台は試乗して、お気に入りの1台を見つけていきましょう。
▼下取りよりも車は査定して高く売った方が手残りが多くなります。
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購入の前に予算を立てることも必要。
▼以下の記事では、年収300万円を想定した予算の立て方を詳しく解説しています。併せてぜひ参考にしてください。


最後まで見ていただいてありがとうございました。
今日もすばらしい旧車らいふを!



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