なるべく借金しないで車を購入する方法はありませんか?
時間はかかるけどお金を貯めてから買う方法は3つありますよ。
- 頭金ゼロから貯める方法
- 毎月1万円〜4万円まで貯蓄や投資で3年間でいくら増やせるか
- 普通預金 360,005円〜1,440,021円
- 定期預金 360,032円〜1,440,126円
- 投資信託 376,206円〜1,597,204円 変動あり
車の購入資金のことでお悩みではありませんか?車の購入に向けてローンを組もうと思ったけど、できれば借金はしたくないですよね。
管理人自身、頭金をためる3つの方法を知っていたらもっと計画的にお金を貯めて余裕のなる旧車らいふを送っていたかもしれません。この記事では貯金ゼロから複利の力で計画的に資金を増やす方法を解説しています。
しかし、すぐに150万円作れるというわけではありません。すぐに増やせる方法はFXや仮想通貨などでたまたま成功した例がほとんどです。資産形成に近道はありません。ここで紹介するのは複利の効いた低コスト投資信託の力を使って3年で150万円以上増やす方法です。管理人はこの方法ですでに目標額を達成しています。
この記事を最後まで読むと毎月1〜4万円の積み立てで40万円〜150万円ほど購入資金を貯める方法がわかります。車の購入資金を本気で貯めたい方は今後の蓄財のために最後までご覧ください。
旧車が好きで個人売買で出会ったゴルフ2に28年乗り続けています。ファイナンシャルプランナーを取得したことでコスパを考えて旧車生活を楽しむようになりました。
好きな車を見ているだけで幸せですが、それなりに維持費がかかります。
このブログでは旧車を所有している方、これから乗りたい方のためにコスパ・タイパを考えた記事をお届けしています。
車に使える費用をおさえておく
人生の高額な買い物は住宅に続いて車です。
中古車購入でも数十万円の資金は必要になります。購入資金を貯めるために購入費用から賢い貯金の仕方まで徹底解説していきます。
生活費の半年分は残してから購入する
車の購入に向けて貯金をしている人は多いですが、貯金を全額使うのは賢明ではありません。車の購入後も保険や税金、ガソリン代、駐車場代などの維持費がかかります。目安としては生活費の半年分は残しておきたいものです。
購入を考えている方は購入資金づくりの前に車の維持費についてもおさえておきたいところです。
以下の記事では車の維持費は年間でどれくらいになるのか「車の維持費シミュレーション 月いくらになる? 旧車歴28年×FPが徹底解説」で詳しく解説しています。こちらの記事と併せてご覧ください。
現金一括購入か頭金を入れたローンを使う
手元に貯金がある場合、現金一括だけでなくローンを利用して車を購入する方法があります。
ローンを使うことで貯金を全額使わなくてよいので、一時的な負担を軽減できます。ただし、収入が不安定な場合は、毎月の返済が生活を圧迫する可能性があるのでローンを組むか慎重に考えましょう。
十分な貯金があり、ローンの金利に魅力を感じなければ現金一括がおすすめです。
「カーローンでいくら借りる?100万,150万,200万の支払い額をシミュレーションしてみた」の記事ではローンの借入額と月々の支払額をシミュレーションしています。この記事と併せて参考にしてください。
頭金があると審査が通りやすい
ローンを利用する際、頭金を用意することで審査に通りやすくなります。
安定した収入があれば審査は通過しやすいですが、金融機関によっては年収や勤続年数が条件となることがあります。頭金を支払うことで年間の支払総額を抑えられ、金利が低くなる可能性もあるため、計画的に貯金して頭金を用意することが重要です。
車の頭金は支払い総額の2~3割を目安にする
頭金は車の支払総額の2~3割程度が理想とされています。
購入価格が100万円の場合、20万円から30万円の頭金を準備します。この額を目安に貯金を計画することで将来的な負担を軽減し、家計に無理なく車を購入できます。
購入資金を貯める方法と積立額
マイナビニュース(23年7月2日)によると会社員のお小遣い平均が4万円に増加しました。
男性会社員の月額平均お小遣い額は、40,557円。前年調査と比べて1,915円増加し、2010年以降、初の40,000円台に。
マイナビニュース【1 / 3】2023年「男性会社員のお小遣い平均額」が明らかに – 昼食代、飲み代ともに増加傾向
2023年は物価高騰に加え、賃上げも進んでいるようです。そこで今回はお小遣いを活用して貯金ゼロから150万円まで増やす方法を解説していきます。
お小遣いの平均が4万円であることから、1万〜4万円を定額で積み立ていくとどうなるかシミュレーションしていきます。
管理人は資産運用を考えるときに金融庁の資産運用シミュレーションを使っています。無料で使えるのでよかったら参考にしてみてください。
試算ツールはコチラ→金融庁資産運用シミュレーション
お金の貯め方やメリット・デメリットを解説する前に積立方法、積立額を次のように設定します。
積立方法
積立方法は利率・リスクの低い順に試算していきます。
- 銀行普通預金 0.001%
- 銀行定期預金 0.006%(300万円以下、3年間)
- ネット証券の低リスク投資信託 3〜7%
積立額
積立額はお小遣いの一部の1万円から全額の4万円までとします。
普通預金に3年預ける
普通預金に3年預けると21円増やせます。お小遣いの中から貯金する計画が決まったら銀行普通預金に預けてみましょう。銀行普通預金の金利は0.001%です。
積立額 | 3年で増やせる額 |
---|---|
1万円 | 360,005円 |
2万円 | 720,011円 |
3万円 | 1,080,016円 |
4万円 | 1,440,021円 |
メリット 元本割れの心配がない
普通預金の最大のメリットは元本割れがありません。預けてもお金は減らないというのが一番の安心材料ですね。
デメリット ほとんど増えない
普通預金のデメリットは、ほとんど増えないことです。3年後の資産は元金プラス21円です。普通預金の積立途中で引き落とせてしまうので突然の出費が合った場合挫折してしまう可能性があります。
あらためて試算すると少ないですね。
せっかく3年貯められたのだからもう少しあってもいいですよね。
定期預金に3年預ける
定期預金に3年預けると126円増やせます。銀行定期預金の金利は0.006%です。
積立額 | 3年で増やせる額 |
---|---|
1万円 | 360,032円 |
2万円 | 720,063円 |
3万円 | 1,080,095円 |
4万円 | 1,440,126円 |
メリット 積み立て途中で挫折しない
定期預金のメリットは、普通預金と同じように元本割れがありません。さらに満期まで引き落とすことができないため、貯まりやすいメリットがあります。
デメリット 低金利でほとんど増えない
定期預金のデメリットは、普通預金よりお金は増えるものの、4万円を積み立てて3年後に増えるのは元金に126円を足したものになります。
引き出さずに積み立てたのだからもう少し増えてもいいのではと感じてしまいます。
すぐに引き出せないから貯めやすいかも
ネット証券で3年運用する
ネット証券で運用すると59万円増やせる可能性があります。ネット証券に口座を開き、そこで手数料の安い、低リスク投資信託で運用していきます。
投資信託利回り3%で運用する
年利3%の投資信託で3年間運用した場合の想定額です。
積立額 | 3年で増やせる額 |
---|---|
1万円 | 376,206円 |
2万円 | 752,411円 |
3万円 | 1,128,617円 |
4万円 | 1,504,822円 |
メリット 定期預金より手応えを感じられる金額
投資信託のメリットは、普通預金や定期預金と比べて増える金額が大きいことにあります。1万円預けても16,000円も増える計算になります。
定期預金よりも手応えを感じられる金額ですね。
デメリット 解約時期によっては運用成果が低い
投資信託のデメリットは解約の時期によって運用成績が下がってしまう、または元本割れがあることです。
ただし、販売手数料と運用コストの低い優秀な商品を選ぶことで増やす確率を上げていけます。万が一解約したい場合でも数日間で売買が完了するので安心です。
投資信託利回り7%で運用する
投資信託利回り7%で運用すると59万円増やせる可能性があります。
積立額 | 3年で増やせる額 |
---|---|
1万円 | 399,301円 |
2万円 | 798,602円 |
3万円 | 1,197,903円 |
4万円 | 1,597,204円 |
メリット 3%で運用よりも増える
利回り7%で運用すると3%で運用するよりもさらに増えます。特に4万円も積み立てると3%に比べ、複利1が効いておよそ93,000円も増えています。
ここまで貯めると頭金にするほか、一括で購入できる選択肢も出てきます。
デメリット 解約時期によっては運用成果が低い
デメリットは、解約する時期によっては運用成績が下がる、または元本割れがあることです。また、銀行や証券会社の窓口で購入してしまうと販売手数料やその他手数料が高いのでおすすめできません。
ネット証券に口座を開き、販売手数料と運用コストの安い優秀な商品を選ぶことで増やす確率を上げていけます。
デメリットもあるけど、定期よりもだいぶ増えるんですね。
投資信託で成功するには運用コストの低いものを選ぶこと。
銀行の窓口で購入すると手数料が高いので要注意。
管理人も続けている低コスト投資信託はeMAXIS Slimシリーズ
投資信託は、販売手数料の他、信託財産留保額という換金時にかかる手数料があります。
こうした手数料の安い商品で積み立てるのがお得です。
手数料の安い商品がなかなか選べない方は管理人も積み立てている3つの低コスト投資信託を参考にしてみてください。
- eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
- eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー) - eMAXIS Slim 米国株式
(S&P500)
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス 3年で1.22倍
日付 | 基準価額 | 増減 |
---|---|---|
2021.11月02日 | 11,251円 | − |
2023.11月02日 | 12,613円 | 1.12倍 |
2024.05月11日 | 13,738円 | 1.22倍 |
日本以外の先進国債券に投資しています。
3年で22%も増えていますね。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)3年で2.23倍
日付 | 基準価額 | 増減 |
---|---|---|
2021.11月02日 | 11,082円 | − |
2023.11月02日 | 19,582円 | 1.76倍 |
2024.05月11日 | 24,737円 | 2.23倍 |
文字通り全世界の株に投資しているこちらの投資信託ですが、組入を見るとアップル、マイクロソフト、Amazonなどの米国株が中心です。
3年で2.23倍の資産増加は、単純に2021年に100万円を投資していたら、2024年5月現在で200万円強になっているということです。積み立て投資で純資産3兆円は圧倒的な存在です。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 3年で2.23倍
日付 | 基準価額 | 増減 |
---|---|---|
2021.11月02日 | 12,507円 | − |
2023.11月02日 | 23,291円 | 1.89倍 |
2024.05月11日 | 29,170円 | 2.23倍 |
米国に上場している500社の株に投資している投資信託です。上位3社のアップル、マイクロソフト、Amazonは皆さんもご存知ですね。ここ数年米国株は好調でした。3年で資産が2倍強に増えたことになります。楽天証券では、買付手数料なし、管理費用0.1%台で積み立てられます。
とはいえ、投資というと元本保証がないので投資に不安を感じている方もいるでしょう。
わかります、管理人も20年前は不安でした。しかし投資といっても毎日株価をチェックしながら株を安く買って高く売るわけではなく、運用のプロが投資しているものに積み立てるわけですから、貯金と同じ感覚です。
素人が下手に株トレードをするよりも積み立てる方がリターンが増えます。過去3年間の増え方を見ていただければ納得いただけるはずです。
月1回程度、基準価額と純資産が増えているか確認するだけ。合わないなと思ったらすぐ解約できます。
貯蓄型保険のように契約と同時に高額な手数料が発生することはありません。
まとめ 最も増やせる可能性があるのはネット証券の投資信託
お金の増やし方は普通預金、定期預金、投資信託の3つでした。
そして、それぞれの想定利回り(金利 普通預金が0.001%、定期預金が0.006%、投資信託が3〜7%)の結果、最も増やせる可能性があるのはネット証券の投資信託でした。
【結論】
- 3年で40万円から150万円まで増やせる
- 途中で辞めても頭金ができる
- 手堅く増やすなら低リスクの投資信託がおすすめ
【理由】
- 普通預金や定期預金は金利が年利0.001%と低すぎるので増やせる額が少ない。
- 運用成績がよい低コストの投資信託を使えば年利7%以上のため、3年間で150万円2貯められる可能性がある。
新NISA制度は2024年1月から始まっています。
証券口座の開き方や新NISAの進め方など、詳しく知りたい方は、「SBI証券で始めよう!新NISAとiDeCo」「楽天証券で新NISA・iDeCoを始めよう! 2024年春号 (メディアックスMOOK)」がわかりやすくまとめられています。
証券口座を開く前に一度見ておくのも手です。
SBI証券で始めよう!新NISA とiDeCo
楽天証券で新NISA.iDeCoを始めよう!
\↓新NISAなら売却益と配当が無税です↓/
新NISA制度よさそうですね。
積み立てNISAやってみようかな。
新NISAは年間最大360万円、5年分まで非課税投資できます。
低コスト投資信託で少額から始められますよ。
最後まで見ていただきありがとうざいました。
コメント